RM LIBRARY<br> 養老線電車回顧

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養老線電車回顧

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777054312
  • NDC分類 546.5
  • Cコード C0065

出版社内容情報

三重県桑名市から岐阜県大垣市を経て、岐阜県揖斐郡揖斐川町を結ぶのが養老線です。
この鉄道路線は1913(大正2)年に養老鉄道として開業しましたがその後、揖斐川電気、養老電気鉄道、伊勢電気鉄道、養老電鉄、参宮急行電鉄、関西急行鉄道、そして近畿日本鉄道と、目まぐるしく運行する会社名が変わりました。戦後は長く近畿日本鉄道による運行でしたが、2007(平成19)年には運営が新たに設立された養老鉄道に移され、新たなスタートを切りました。


清水 武[シミズ タケシ]
著・文・その他

目次

1 養老鉄道の成り立ちと電化
2 損斐川電気・養老電気鉄道の車輌
3 伊勢電の車輌
4 名古屋線、南大阪線等からの転入車
5 志摩線改軌による転入車
6 第二次・第三次養老線近代化による転入車
7 養老鉄道の在籍車輌
8 電気機関車

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

7
近鉄5800系といえば、量産されたL/Cカーとして標準軌路線の急行等で使われているが、ここに載ってる「モ5801形」は、南大阪線の前身である大阪鉄道の木造電車の鋼体化改造車である。湘南スタイルと貫通型の写真が載っているが、湘南スタイルが車体が製造された時代を反映しているのに対し、貫通型は広幅貫通扉が目立ちウィキペディアでは「不格好」と評されている。それでも、旧養老鉄道や伊勢電の車両を追い出し後に名古屋線末期のツリカケ車に置き換えられるまでは養老線の主力だったという。旧型と近代化の過渡期のスタイルは面白い。2024/01/23

えすてい

6
養老線初の全金属製車体車両は志摩線から移籍してきたサ5961だという。この車両は志摩線唯一の垂直カルダン車で18m車。志摩線改軌と養老線移籍でモからサに改造されたが、18m車故に他の元志摩線車両よりも長生きし、第三次養老線近代化でやってきた名古屋線末期のツリカケ車に併結されている写真がある。逆に言えばこれらに置き換えられたモ5800形は巻末の主要諸元表にもあるように半鋼製なのだ。この本には記述がないが、車体は金属製になっても扉は木造車時代のものを再利用しているらしい。やはり過渡期のあいのこ車両とも言える。2024/01/25

えすてい

6
養老線は平成の独立前に3回車両が入れ替わっている。最初は初代養老鉄道・揖斐川電気・伊勢電の車両からスタートし。一回目の近代化は高度成長期に南大阪線や志摩線などの近鉄狭軌路線からの転属車に置き換えられ、2回目は昭和五十年代に名古屋線旧型車両により大型3両化、3回目はラビットカーなどをはじめとする初期の高性能車でツリカケ全廃。さらにはこの本の刊行後にはなるが近鉄から独立後に東急7700系が入ってきた。路線の正確上最初から完全なる養老線用車両なるものは現れないが、古い車両が動く博物館のように走る路線である。2024/01/17

えすてい

6
大手私鉄はどの会社も旧型車両の掃き溜め路線があったが、近鉄では養老線がそれに該当する。近鉄になる前の私鉄各社の車両から近鉄になってからの狭軌路線や改軌で追われた狭軌車両の寄せ集め。名古屋線狭軌車両で昭和50年代から一応纏められて、平成に入るとそれらが廃車になり南大阪線のお古が転属。そして近鉄から養老鉄道に分離後これらの車両も老朽化で、東急7700系が譲渡された。この本は東急車譲渡前刊行だが、大垣出身で「電車」と言えば養老線しなかった著者にとって東急7700系の譲渡は「大事件」だったに違いない。2020/04/01

えすてい

3
養老鉄道→揖斐川電気→・・・伊勢電→参宮急行→関西急行→近鉄→養老鉄道と目まぐるしく運行会社が変わっていった養老線。名古屋線改軌後もナローゲージ線以外は唯一狭軌のままで残され、近鉄狭軌各線のお古が集められては走る近鉄電車の博物館のような路線から、吊り掛け式ながら大型車体の名古屋線旧特急者車・旧通勤車を経てカルダン駆動の南大阪線のラビットカーへと至る。各社各路線によって「らしさ」が異なったり近代的な車体に更新されたりと見ていくのも面白い。ところで、今の養老鉄道は車両老朽化が進む割には置き換えの予定がない。2018/06/22

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