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名鉄瀬戸線―お堀電車廃止からの日々

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  • サイズ B5判/ページ数 47p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777053445
  • NDC分類 686.215
  • Cコード C0065

目次

1 瀬戸線昇圧までの車輌事情とダイヤ
2 部分廃止と栄町乗り入れ
名鉄瀬戸線への思い―600V時代末期の記憶、そして今
3 1500V昇圧
4 昇圧時入線の車輌
5 栄町乗り入れ
6 朝間ラッシュ時の完全4輌化
7 瀬戸線の高架化
8 6750系AL更新車の登場
9 6000系投入と朝間平行ダイヤ
10 瀬戸線新時代

著者等紹介

清水武[シミズタケシ]
鉄研三田会会員・元名古屋鉄道鉄道部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

6
表紙のモ750形とク2220形はまだ手動ドアの時代のもの。堀川駅を出発して本町橋ガントレットを越え盛り土ホームだけの無人駅本町駅(名古屋市中区)に入る喜多山行き普通。瀬戸電は早くから全線複線化され「単線」は本町駅のガントレットだけだったが、大津町~堀川は40分ヘッドだったとか。名古屋市中区のオフィス街・官庁街でこの「ローカルさ」。今は上の外堀通りを市バスが日中でも3~5本は走ってるが。またその昔は市電も走ってて名駅発の循環の3系統などの基幹路線だった。いかに瀬戸電が「遅れていた」かを象徴する写真。2020/03/31

えすてい

6
昭和40年代になってもまだ手動ドアの残ってた瀬戸線。表紙の本町駅も、ホーム上の外堀通り南側はオフィス街でビルが立ち並ぶが、瀬戸線堀川発着は概ね40分間隔だったという。編成数は全14編成前後で2両編成だから28両前後の旅客車両数。本文中にある瀬戸市にある女子高校で「朝の礼拝に間に合わない」とあるのは、聖霊か聖カピタニオか?著者はVVVF制御にはついていけれず4000系のメカニズムは理解できないとある。自分が名鉄の現場にいた時代には想像できない車両なのだな。2020/03/28

えすてい

2
お堀電車が廃止され1500Vに昇圧したものの、その車両は本線系から移籍してきたHL車が多数を占めていた。機器的には古めかしいものの全金属性車体なのでA-A基準を満たす改造を施し名古屋と瀬戸を連日往復し平成になっても一部は残存していた。本文にもあるように名鉄にとってもHL車を処分するのには大変だったようだ。大都市の官庁街や都心部の地下、しかもシールド工法もある区間を吊り掛けモータのHL車がひっきりなしに走ってたのは瀬戸電だけ。銀座線や御堂筋線でもなかった超レアなケースが名古屋にあった。2017/06/05

えすてい

0
瀬戸電こと名鉄瀬戸線の「お堀電車」から、栄町乗り入れを経て赤い鋼製車が廃止され4000系が主力になっていくまでの、主に朝ラッシュのダイヤの変遷を主軸に瀬戸電の移り変わりを見ていく本。表紙は、瀬戸電が日本で唯一の採用例だった本町駅にある本町橋下の「ガントレット」。お堀電車の時代から、瀬戸電は全線複線だったのだ。ガントレットも「複線」の仕様になっている。グリーン車時代の、後に岐阜に移るモ750形を先頭にガソリンカーを改造したク2220形の2連がお堀区間をのんびり走っていた時のものである。2013/04/24

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