内容説明
月刊鉄道誌編集長が毎日綴る超人気ブログ初の書籍化。撮影旅行記「32年前の“今日”へ―1974年北海道の旅」も完全収録。
目次
均一周遊券の時代。
太平洋石炭販売輸送を訪ねる。
犬顔の犬釘。
「档案」のこと。
遙かなり千葉鉄聯。
アッペンツェラー・バーンの残り香。
“鐘撞き”の踏切。
『古典ロコ』の時代。
新日鉄「くろがね線」瞥見。
“Japan Rail Pass”をご存知ですか?〔ほか〕
著者等紹介
名取紀之[ナトリノリユキ]
1986(昭和61)年より月刊『Rail Magazine』編集長を務める。英国ナローゲージ・レールウェー・ソサエティー会員。日本鉄道保存協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みんな本や雑誌が大好き!?
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著者は鉄道雑誌『Rail Magazine』の編集長。その雑誌に書いたブログをまとめたのが本書。「改鋏」「鋏痕」(きょうこん)についてのエッセイなどが目に止まりました。「改鋏」とは「改札鋏・(かいさつばさみ、かいさつきょう、英語: ticket punch。チケットパンチ)」のこと。駅の改札に人がいた時代ならではの「用具」です。 その「改鋏」でパチンとやった痕のことを「鋏痕」といい、その形は不正乗車防止のために各駅で「形状」が異なっていたそうです。「鋏痕」は広辞苑にも出ていない国鉄部内用語だったとのこと。2025/11/22




