内容説明
本書は国鉄に在籍した大物車について、貨車ファンの立場からその全貌をまとめたものである。全3巻の上巻である本書では、大物車の分類と歴史について述べた後、形式解説として低床式大物車の中型まで、その筆を進める。
目次
1 大物車の定義と分類(大物車の定義;大物車の分類)
2 大物車の歴史(神話時代の大物車;大正期(~昭和3年称号改正)
戦前期(昭和3~15年) ほか)
3 低床式大物車(シ1形式;シ200形式;シ10形式 ほか)
感想・レビュー
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rbyawa
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d179、この本を読む前に同著者さんの3軸車の本を読んだのですがそちらのほうが若干わかりやすい内容なので刊行順に読んで良かったかも。貨物が載った写真や、なにかを運ぶ専用のものだともうちょっとわかりやすいんですけどね。少しわかりやすいのがトラック運送と競合する30トン台の貨車は廃棄し、という辺りや車両メーカーがそれぞれ持っていてJRの駅に留置しておいたものなどの存在ではないでしょうか。もうちょっと小さいものだと3軸車だろうし、数量がまとまってればコンテナだし、どうも大雑把に「その他」に属するんじゃないかな?2013/12/06