内容説明
「車両研究会」が組織されて、大正11(1923)年から昭和27(1952)年まで34回、502件が発表・審議され、我国の蒸気機関車の発展に大きく寄与してきた。国鉄蒸気機関車の最も生き生きとした時代の生態は、この車両研究会のたゆまぬ研鑚と、各工場の切磋琢磨によって培われたといって間違いない。上巻に引き続き、この中巻ではボイラ周りの装備と改造について紹介していきたい。
目次
3 ボイラ周り(ドーム;ドーム前周り手摺り;ドーム手摺り;汽笛;砂撒き管(サンドパイプ) ほか)
4 台車・車輪
5 火室周り(消煙装置)