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万博前夜の大阪市営地下道―御堂筋線の鋼製車たち

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  • サイズ B5判/ページ数 47p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777050383
  • NDC分類 686.216
  • Cコード C0065

目次

大阪市営地下鉄誕生
100形登場
200形
300形
400形
高速車輌工場誕生
500形
600形
第2世代へ 1000形
1000B形〔ほか〕

著者等紹介

荻野基[オギノモトイ]
大阪市交通局車両部OB
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

6
大阪市交通局のOBの著書だけに、交通局関係者しか分からないかもしれないネタが散りばめられているのはRMライブラリーとしてそれはそれで面白い。地下鉄は最新技術を見せる場でもある。当時の最新の鉄道車両技術や設備などの見本市だ。一方でそれは最新ゆえに初期故障やトラブルの連続でもある。この本は、最新技術導入とトラブルの表裏一体である。何かあるとすぐに不具合が起きたり、保守に泣かされたりするのが高度成長期前半まで日常茶飯事だ。しかし、交通局職員の奮闘によりトラブルを一つずつ解決していき、安全運転へと繋げていくのだ。2024/07/07

えすてい

6
鉄道ファン・鉄道ダイヤ情報に呼応して久しぶりに開いてみた。今まで数多のマニアックな車両をネタにしてきたRMライブラリー、しかし、その割には地下鉄ネタは少ない。地下鉄がRMライブラリーが得意とする時代には車両も路線も少なく、どの事業者も当時としては最新鋭の技術をふんだんに採用していることから、「時代遅れ」なメカニズムを編集方針の是とするRMライブラリーには合わないのかもしれない。しかし、営団地下鉄より日の目を浴びない扱いにやられがちな大阪市営地下鉄旧型車両だが、やはり何も知らない自分からはなるほどなのだ。2024/06/26

えすてい

0
御堂筋線は万博前と万博後で完全に様変わりしてしまった。高度経済成長と万博という空前絶後の大量輸送が求められるに当たって、17メートル3ドア鋼製車は御堂筋線では使いづらいものとなり、特に1000形以前の「旧時代的な」釣り掛け車は市電とともに全廃の運命をたどる。書籍・ネットでも殆ど語られることのない大阪市交鋼製車について年代順に各形式ごと詳しい記述があるのはかなり貴重な部類。50系までは詳しい記述はあるものの、中央線用の車両と万博後の他路線移籍後の記述・写真が物足りないのが残念。2016/05/09

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