出版社内容情報
東京から神奈川県の三浦半島を結ぶ京急電鉄は赤い車体と高速優等列車の多頻度運転でファンからも人気のある路線です。本書では京急の近代化の礎となった1000形(新制冷房車)を模型資料の側面から取り上げ、その成り立ちと、実車の年代ごとのディテールなど解説していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
模型製作に特化した構成である。勿論車両研究としても十分に使えるが版元故に模型資料として細かなディテールを細かいところの写真と文章で追っていき読者の模型製作に活用するものである。京急初代1000形は早くから模型化も盛んだったし何より実車も長い年月に渡り356両、最大で京急車両の6割を占めていたので、導入年次によって細かな差異やバリエーションがある。しかし、鉄道模型趣味からの引用で、いつまでも考証に時間を費やしては模型製作に踏み切れないことをモデラーの金言として強調していた。模型製作には割り切りも大切なのだ。2025/02/19
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