出版社内容情報
特集:鉄道写真家 広田尚敬氏とともに行くSL三昧の旅、屋鋪さん製作Nゲージ車両・情景作品紹介他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
今回、屋鋪要本人の模型制作では、16番の旧客はプラ製キットを用いた。しかもただキットを組み立てるだけではなく、助言者がダブルルーフ客車は戦前戦後長い間活躍してるので時代によっていろいろと部品が異なるのでパーツを組み込むとカッコよく見えるという。鉄道ピクトリアルの旧客記事・写真グラフでも、戦後のダブルルーフ客車がしばしば載ってたがそこにも一両ごとに差異がある(それが旧客らしくていいのだが)。本誌誌面では真鍮製パーツや台車の加工・組み立て実演もあるが、パーツを揃えるのも、専門店立地上地方だと難しいだろうな。2026/04/16
えすてい
7
旧客というのはファンには見ていて「カッコイイ」のだが、保存車も含めて実際に乗ってみると、「デッキや通路が狭い」「座席が小さくて座面が低い」と感じた。製造当時の日本人の体格と現代日本人の体格にかなり差があることを思い知らされた。既に昭和50年代には地方都市でも旧客はラッシュ時には不向きということで、近郊形電車やキハ40系が増備されていった。確かにあの狭さ・小ささではラッシュ時の実用性は何のメリットもない。ただ、趣味や模型の世界ではそれは無関係である。カッコイイ車両はいつまでもかっこよく見えるのだ。2026/04/13
えすてい
5
著者目当てよりも、旧客に惚れ込んで手に取った。ネコ・パブリッシングも含めて、なかなか鉄道雑誌ですら日の目を浴びないハニも制作する著者。しかもそこにはダブルルーフの車両もある。旧客、それも主に東海道線の特急として使われた、戦前製の車両で占められているが、著者の好きだからこそずっと没頭していられる・好きだからこそいつまでも追及するというのが伝わってくる。やはり自分も今では絶滅状態のこういうマイナーな旧客が好きなのだろう。無駄な垢抜けたデザインなどという想定すらない時代の旧客に惹かれるのは何故だろう。2026/04/10




