感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きら
3
古今東西の様々な拷問を取り上げ、解説した本。 棒打ちや焼き印といった、古来から続くオーソドックスなものから、ドライサブマリーノといった、20世紀に以降に始まったなかなか耳にする機会のないようなものまで66種類もの拷問を幅広くカバー。さらに、それぞれの拷問がどんな作品で題材にされているかというデータ(一般映画や小説、成年向け漫画やアダルトビデオに至るまで)の充実度が凄い。表紙のわりに本文(特に総論やあとがき的な考察の部分)がしっかりしていて驚いた。逆に言うと、イラストはさほど使われていなくておまけ程度。2014/05/24
まんまるまる亭
2
刊行時、著者から、「間もなく、在庫が無くなる」旨の告知があった。「中古の方が安く買えるだろう」と購入を見送ったのだが、それ以来、中古価格の動向を眺めても三千円より安くならないので結局その値段で買った。内容は値段分はある。特徴的なのは処罰と拷問を分けていることだろう。ここから、「拷問の目的は『洗脳』であ」るという命題が導かれる。拷問の歴史とは、マインドコントロールのやり方に関する試行錯誤の歴史といえるかも知れない。読み終わった頃には、「俺も拷問ができるかも知れない」と思えるようになる。2018/09/11
家鴨
1
ふらっと立ち寄った本屋で中身を見ずに購入した。一枚絵の中に拷問器具の内容が書いてあるのかと思ったら、前半部分は、拷問の歴史やら種類やらの説明文だった。表紙にだまされて買ってしまった自分をふがいなく思う。ただ、説明文は、しっかりと書かれてあるので拷問初心者(?)には良いかも。2014/06/01
†漆黒ノ堕天使むきめい†
1
出来れば、挿絵がもっとほしいと思う。勿論読んでいて面白いので今回出てこなかったものについても解説されることを望んでいる。2014/04/19
ITAL
0
イラストから感じるよりもしっかりしていた本でした。2014/06/02