内容説明
南太平洋の、そよ風香る不可思議な時空…“アニミズム句集”と“アニミズム小説”を一冊に。時が止まる地球の果ての孤島で、ゴーギャンとブレルが愛した神秘の島で、人間と人魚の壮大なる恋物語。
目次
句集 遙かなるマルキーズ諸島(海;島;植物;動物;人間 ほか)
小説 遙かなるマルキーズ諸島(マルキーズ語で「歌」をウタと言う 波笑え;吾は最初で最後の人間怒涛のまえ;無限大から無限大へカヌーかな;ヨガ教室は美女の溜まり場竜眼赤む;ゴーギャン墓碑女像の乳首を触れば死す ほか)
著者等紹介
マブソン青眼[マブソンセイガン]
本名、Laurent MABESOONE。1968年フランス生まれ。俳人、小説家、比較文学者。パリ大学日本文学科博士課程修了、早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了・学術博士(比較文学)。2019年夏から一年間、フランス領ポリネシア・マルキーズ諸島で暮らす。2000年より金子兜太主宰「海程」同人、2018年より後継誌「海原」同人、毎日俳句大賞選者(国際部)、現代俳句協会会員、日本現代詩歌文学館評議員、「俳句弾圧不忘の碑」筆頭呼びかけ人。句集に『空青すぎて』(第4回宗左近俳句大賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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