内容説明
一冊の本が一人の俳人を生むことがある。安住敦の『随筆歳時記』、それが原点だった。そして五十年。師に学んだ深い抒情は幾多の風雪を経て、いま私たちの眼前へおもむろに浮上する。待望の一巻ついになる。
目次
第1章 早春 昭和四十一年~五十年
第2章 終戦忌 昭和五十一年~六十年
第3章 梅雨深し 昭和六十一年~六十三年
第4章 昭和果つ 平成元年~十年
第5章 余寒 平成十一年~十九年
著者等紹介
安立公彦[アダチキミヒコ]
1934年鹿児島市生まれ。1965年「春燈」入会。1978年第6回春燈賞受賞。1980年「春燈」燈下集入集(同人)。2008年「春燈」第5代主宰を継承、現在に至る。俳人協会評議員。東武友の会船橋店俳句講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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