内容説明
晩年に向かって、大きな煩悩と修羅を曳きずりながら、渾身の力をもって、生かされて在るいのちのすべてを歌のしらべにたくそうとした。山人という影武者とともに、吉野に孤高な歌の砦を築いた歌人最後の比類なき作歌世界。遺歌集。
目次
蒼穹の磁場
霰たばしる
洞
晩年
雪雲
珠玉
翁の齢
死者たち
文語を生くる
春の嶺〔ほか〕
晩年に向かって、大きな煩悩と修羅を曳きずりながら、渾身の力をもって、生かされて在るいのちのすべてを歌のしらべにたくそうとした。山人という影武者とともに、吉野に孤高な歌の砦を築いた歌人最後の比類なき作歌世界。遺歌集。
蒼穹の磁場
霰たばしる
洞
晩年
雪雲
珠玉
翁の齢
死者たち
文語を生くる
春の嶺〔ほか〕