吉右衛門句集 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784776804116
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

内容説明

初代・中村吉右衛門、昭和初年からの俳句と珠玉のエッセイ集。

目次

俳句
文(仁木をつとめて;木の芽会;富山の旅舎;日本一の湯;清正公の短刀;伊勢屋市兵衛;「髪を結ふ一茶」を勤めて;八のわび;旅興行の楽しみ;絵灯篭 ほか)

著者等紹介

中村吉右衛門[ナカムラキチエモン]
1886年、東京・浅草生まれ。本名、波野辰次郎。歌舞伎俳優。俳句は、昭和初年より高濱虚子に師事。俳名は秀山。1951年、文化勲章を受章。1954年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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じょうこ

6
初代中村吉右衞門の句集。私が読んだのは笛発行所(1947年刊)のもので、俳句だけでなく随筆もある。昭和六年以降の句が春夏秋冬で並ぶ。作者の見たもの、感じたもの、行ったところ、演ったことなどがまざまざと想像されて、句集の面白さを知る。物事や感じる心には不変なものがあることを今更ながら知る。「半日を病む子の部屋に日向ぼこ」(昭和13年冬)「あの道もこの道もよし散紅葉」(昭和17年京都)「雪の日や雪のせりふをくちずさむ」(修善寺梅林)。2020/12/24

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