内容説明
師事をして55年。水原秋櫻子の俳句世界をライフワークとして書きつづけてきた著者が、秋櫻子の作品・文章の魅力を、縦横に書き尽くす。もっともそばにいたものにしか聞こえない秋櫻子の声が時を超えてよみがえる。
目次
秋櫻子二つの謎
虚子と秋櫻子
『葛飾』を読む
秋櫻子と「文章会」
秋櫻子晩年の文章
著者等紹介
倉橋羊村[クラハシヨウソン]
昭和6年横浜市生まれ。本名裕(ゆたか)。昭和27年より水原秋櫻子に師事。平成元年より「波」を継承主宰。平成15年、日本文芸大賞受賞。平成18年日本詩歌句大賞受賞。現代俳句協会副会長、日本ペンクラブ理事、日本文芸家協会会員、国際俳句交流協会副会長、日本現代詩歌文学館振興会副会長、読売・南日本新聞俳壇選者、国民文化祭ほか各種俳句大会選者、NHK・読売文化センター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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