内容説明
芭蕉と曾良は旅先で死んだ。放哉と山頭火は寺の堂守となって孤独のうちに死んだ。彼らの求めたものは束縛からの逃避であり世の評価であり、そのために恋をし旅を続けた。本書は漂泊の詩人たちへの鎮魂歌であり讃歌である。
目次
第1部 最果の旅路
第2部 陸奥の旅人
第3部 東路の遊子
第4部 東都の過客
第5部 海道ぶらり旅
第6部 山峡の旅情
第7部 日本海の旅愁
第8部 関西の旅懐
第9部 内海の遍歴
第10部 西海の羇旅
第11部 南海の彷徨
著者等紹介
戸恒東人[トツネハルヒト]
昭和20年12月20日茨城県生れ。昭和44年東京大学法学部卒業、大蔵省入省。神戸税関長、造幣局長、中小企業金融公庫理事等を歴任し、現在あずさ監査法人特別顧問。俳句雑誌「春月」主宰。俳人協会幹事。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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