内容説明
夫と親友のリディアが火遊び中に殺され半年…。エイミーは失意の内にもカメラマンとして生活を立て直していた。もう男性と深い関係にはなりたくない。大好きなコーギーを保護し、犬たちと暮らす日々で充分だ。そこへ新たに保護されたコーギーの連絡が。実はそれは殺された美女リディアの、変わり果てた姿だった！！彼女はエイミーに最高の夫を見つけるという使命のもと、無理矢理地上に遣わされたのだ。男遊びと派手な生活を愛したリディアだが、犬の姿ではままならない。それでもハンサムな獣医と、女性の憧れのセレブから同時にアタックされることになったエイミー。恋に傷ついた彼女は新しい一歩を踏み出せるのか？軽快でサスペンスもちょっぴりありの、ほろりと甘い恋をどうぞ。
著者等紹介
カーマイケル，エミリー［カーマイケル，エミリー］［Ｃａｒｍｉｃｈａｅｌ，Ｅｍｉｌｙ］
米国アリゾナ州出身。９０年代にエミリー・ブラッドショウ名義でデビューして以来、おもに米国西部を舞台にしたコンテンポラリー・ロマンス、ヒストリカル・ロマンスを執筆、『ロマンティック・タイムズ』誌の批評家賞など受賞多数。また大の動物好きで、ペット・セラピー・プログラム（病院や老人ホームを訪問して行なう、犬や猫との触れ合いを通じたヒーリング）にもボランティア参加している
大須賀典子［オオスガノリコ］
１９６９年神奈川県生まれ、香港育ち。雑誌編集者を経て英米文学翻訳者に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
20
うわあ、何この設定、犬好きにはこたえられない！ニヤニヤしました。親友の夫と浮気するぐらい自己中美女だったビッチが、雌犬（ビッチ）になって親友の家に守護天使（かな？）として戻されるところから話が始まります。ぷぷぷ。しかも、犬種はコーギー、しかも肥満したノミだらけの姿！罰だよね、これ？サスペンスは味付けなので怒ってはいけません。コロラドの美しさやお尻をぷりぷり振るコーギーのかわいらしさを堪能するロマンスコメディです。最低夫はどんな罰を受けてるんだろう？ちなみに…４作あるらしいんですよ、このシリーズ…。2017/11/21
ばん
10
夫と親友が火遊び中に殺されたヒロイン。そんなヒロインの元に恋のキューピッドとしてコーギーに生まれ変わった親友が…あらすじからして楽しい。性格がちょっとアレな親友も犬の姿でキャンキャン言ってると思うと可愛い（笑）ヒロインが飾らない本当の自分でいられるヒーローと出会ったりとロマンス面もよかった。ハンサムな獣医とか素敵すぎる。犬好きにはたまらない一冊。2017/03/30
ユキタ
1
再読。犬かわいい。2020/04/16
Masako Yamada
1
美女がコーギーに生まれ変わり、人間だった頃の親友の恋を手助け。コーギーはもちろんのこと、コリーなどのワンちゃんがいっぱいの作品。口の悪いコーギーの語り口が楽しい。ロッキー山脈のバトラー渓谷など、コロラド州ののんびりとした風景も描かれている。犬、恋、サスペンス。2017/07/19
＊
1
ワンコ好きにはたまらない作品だった♪ ピギー（リディア）が人間だった時は、もう救いようのない性悪女だったのだけど、これがコーギー犬となると、超個性派の可愛いワンコになるのだから不思議ｗ バトラー渓谷へのハイキングシーンがとても印象的でした。再びピギーが活躍する続編があるらしいのだけど、邦訳されてないのがつくづく残念！ ★★★★2014/11/08
