内容説明
ジョシュアは義兄テオによって生み出された分身の本体を見つけ出す為、夕焼け島にたどりつき、ひとりの女性と出会った。アナローズ―かつてデモニック・イカボーンを愛した偉大なるウィザード…。一方、アルニム家を手中に収めようと画策しているテオは「民衆の友」からの支援が縮小されたことに焦りを感じていた。このままでは全てが失敗に終わってしまう…。テオは最後の賭けにでようとしていた。ジョシュアの戦いはクライマックスへ。クライマックス目前!「ルーンの子供たち DEMONIC」第4巻日本語翻訳版。
著者等紹介
ジョンミンヒ[ジョンミンヒ]
全民煕。建国大学で政治外交学を専攻し、韓国民族芸術人総連合の研究員として勤務。長編小説「歳月の石」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わった
12
ついにもう一人の存在との直接対決!…と思ったら、火花を撒き散らし、大事件が起こってしまい大変なことに…。ランジエにも危機が迫り、あっちこっちでピリピリムードな4巻でした。やっとティチェルが登場!少しすっとぼけたところもありますが、意外としっかりとした魔法使いでびっくり(失礼)次がいよいよ最終巻。楽しみ。2016/01/14
わった
5
ただの西洋ファンタジーではない、大作小説第二部4巻。どちらも通してランジエが登場するので、ランジエで時間の流れを把握できます。今巻は、ジョシュア1行は真実に迫る中、ついに問題の中心点へ突入。エルベリークの娘ティチエルもウィザードの知識を活用し、ジョシュアを手助けする。 ジョシュアとは対照側である、副主人公のランジエも、今後の対策を取り次々に動いていく。 ジョシュアが好調になると、ランジエが危機に立たされる。面白い対象なのですが、ゲーム内では仲間のように振る舞うエピソードもあるため、ハラハラ。面白すぎる。2023/04/02
Miki Shimizu
3
天才はまた死体のフリをすることになった。ランジエは絶体絶命のピンチに!どうなるのー?!2018/08/16
☆ひとこぶラクダちゃん☆
3
長い序章が終わり、それぞれが繋がり始めた1冊だった。個人的にはヒスファニエお爺さんがお気に入り☆2015/12/12
クロソフィ
3
物語は急展開を迎える。半年眠り続けたジョシュアの復活シーンも見所だが、ランジエの暗躍にも注目してみるとこの物語を別の視点で楽しめるかもしれない。2010/03/24