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戦争と平和を考えるコミック
ああ太平洋〈上〉―水木しげる戦記選集 戦争と平和を考えるコミック

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  • サイズ A5判/ページ数 415p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784776794004
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

「真実の戦争まんがは、水木さんにしか描けません」。亡き戦友が描かせたみじめな戦争。太平洋戦争の真実とは。

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
本名、武良茂。1922年3月8日、大阪に生まれ、その一か月後、一家が鳥取県境港市に帰郷したため、その地で成長する。1944年に召集されて太平洋戦争に従軍し、ラバウル戦線で爆撃を受け左腕を失う。終戦後、紙芝居作家を経て、1957年、兎月書房の単行本『ロケットマン』でデビューする。その後、貸本劇画誌に戦記、伝奇、妖怪物などを数多く発表し、人気作家となる。1965年、「別冊少年マガジン」に描いた『テレビくん』が、同年、第6回講談社児童漫画賞を受賞したのをきっかけに、その活躍の場を拡大する。以降、少年、青年誌に数多くの作品を発表する。『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、『悪魔くん』『河童の三平』『のんのんばあとオレ』など、TVドラマ化、TVアニメ化された作品も数多く、国民作家として注目を集めている。日本民俗学会会員、日本民族芸術学会評議員。昭和40年、第6回講談社児童漫画賞、平成元年、第13回講談社漫画賞、平成3年度文化芸術作品賞、平成8年、日本漫画家協会文部大臣賞、平成18年アングレーム国際マンガフェスティバルで最優秀コミック賞などを受賞。平成3年、紫綬褒章、平成15年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

54
マイブームな水木しげる先生。きっと終戦記念日が近いからかもしれない。戦争の悲惨さを体験した先生ならではの迫力があり過ぎる筆致。戦争は無意味で誰の得にもならない争い。作っては壊しを繰り返す。せっかく立派な戦艦を作っても木端微塵にされ水泡に帰す。何故こんなバカをやるのかと今は思うけど当時は「大和民族の勇ましさ」を誇示堅持するため、それだけのために多くの人達を犠牲にした。無意味な戦争、殺戮はいまだに続いているが人間って本当に反省しない😡😡😡2023/06/13

八百

8
ラッパ兵が嫌で上官に転属を希望したらラバウルに送られた…そんなエピソードは有名、そして南島での原住民とのふれあいを描く戦記物もよく知られている。しかし水木先生のここまで本格的な太平洋戦記があることは正直知りませんでした。本作は昭和34~5年の「少年戦記」「陸海空」全25巻から太平洋海戦にフォーカスしたダイジェスト版。眼を見張る劇画タッチも素晴らしいが戦争という異常な状況を描きながらも人間の尊厳や命の尊さを前面に打ち出す先生ならではのメッセージが素晴らしい 。これはオススメです2013/05/28

とせ

1
原爆と戦艦大和と特攻隊は流石に知ってる程度、戦争についてざっくり知りたい、マンガなら読みやすそうという軽い動機で読んで後悔。面白いんだけど読むのが辛い。別の本で水木しげるが戦争経験者でラバウルで結構大変な目に遭ったって知ってたけど、マンガとマンガの間にあるインタビューが重い。2023/05/14

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