感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taraimo
14
以前に読んで、しばらく使っていない鞄に眠っていた本を見つけて再読。主人公の中沢は甲子園の苦い経験がトラウマになっていたが、18年後、監督として迎えた夏の甲子園で選手たちの優勝を目の当たりにする物語。雨に泣いたことを教訓に、雨の練習を励行し雨を味方につけ、過去の雪辱を果たす。団体競技では、敗因を当事者は自責の念に捕らわれ、周囲が思う以上に時計が長く止まっしまう。暗いトンネルの出口を早く見つけてほしいなぁ…… サッカーW杯が終わり、これから始まる甲子園。知られざる光と陰…… 結果だけではない気がしますね。 2018/07/18
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