出版社内容情報
浜中 秀一郎[ハマナカ ヒデイチロウ]
著・文・その他
内容説明
歴史は繰り返す―過去の教訓に学び日本の金融の未来を考える。明治以降、150年余に起きた24の出来事に関する史料からその背景と意図、真意を読み解く。
目次
円の誕生
金融諸事業の始まり
松方デフレ
日清戦争と起業ブーム
日露戦争公債
大正バブル
昭和金融恐慌
金解禁
国家総動員法
戦後復興
傾斜生産
ドッジライン
神武景気
所得倍増
公債発行
ニクソン・ショック
日本列島改造論
二つのコクサイ化
プラザ合意
平成バブル
日米保険協議
郵政民営化
リーマンショック
コンピューター/インターネット時代
著者等紹介
浜中秀一郎[ハマナカヒデイチロウ]
1944年生まれ。東京大学卒業後、68年大蔵省(現財務省)入省。主計局主計官、大阪税関長、国際金融局次長、財政金融研究所長などを経て、98年6月金融監督庁発足と同時に次長、2000年6月金融庁次長に就任。国際協力銀行理事ののち、02年11月より05年11月まで在ポルトガル大使。現在は京都外国語大学理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
円の誕生 金融諸事業の始まり 松方デフレ 日清戦争と起業ブーム 日露戦争公債 大正バブル 昭和金融恐慌 金解禁 国家総動員法 戦後復興 傾斜生産 ドッジライン 神武景気 所得倍増 公債発行 ニクソン・ショック 日本列島改造論 二つのコクサイ化 プラザ合意 平成バブル 日米保険協議 郵政民営化 リーマンショック コンピューター/インターネット時代2021/03/25
dokulogue1
0
図書館本。歴史、と言っても概ね自分が生きた時代であって歴史と言いたくないところはあるが、銀行や保険、証券の話を順を追って見ていく書籍である。改めて読むと、経済に対して随分乱暴に見える策を講じていたり、戦争という出来事への反応、色々と異なる側面が見えてくる。歴史全体を俯瞰するもの、金融制度を勉強してからだとさらに興味深く読めるのだろう。2024/12/21