内容説明
「空になろうか」から10年―。絶望と苦悩の中に一条の光を求め道を彷徨する詩人・永石玲子の新しい世界。
目次
新緑の頃
太陽の生まれるところ
砂漠の兵士
134/LAST SUMMER
蒼白のばら
風に立ち
つるばらの頃
狂春
春宵
無邪気で刹那的で透明で美しいもの〔ほか〕
著者等紹介
永石玲子[ナガイシレイコ]
1979年、茅ヶ崎生れ。進学校に入学するが2か月で中退、旅に出る。3年間のフリーター生活の後、湘南高校定時制に入学、卒業。17歳の時に詩集『空になろうか』を近代文芸社より出版。24歳の夏には自作のイラストレーションを展示した『永石玲子展』を開催。現在は詩作、写真、絵画、音楽と活動する傍ら、闘病生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
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