内容説明
妻子を抱え、25歳の若さで受けた宣告は「二度と歩けないかもしれない」しかし、著者は最悪のシナリオを自ら煌めきに変えていった。魂を揺さぶる感動の闘病記。
目次
第1章 入院までの出来事(病気からの招待状;日に日に悪化する体 ほか)
第2章 D病院での出来事(次の日の朝;謎の女性の出現 ほか)
第3章 くじける自分(プラス思考の僕が凹んだ時;最愛の妻との話 ほか)
第4章 E病院での出来事(各種検査;一番大変なオペ ほか)
第5章 退院後の道(退院後の日常と妻との馴れ初め;ウィークエンドセミナー ほか)
著者等紹介
山口隼人[ヤマグチハヤト]
1979年、埼玉県生まれ。物心つく前から剣道を始め、中高校時代は野球をする。日本大学在学中もサーフィン等に打ち込む健康体だった。妻子を抱える25歳の若さで十万人に一人の難病を発病し、手足の自由を失ってしまう。入院中に書いた闘病記が評価され、出版される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まじゅ
15
4年前の24時間テレビ内ドラマ原作本。主演の松潤はパパと呼ぶには若すぎて襟足もまだ長く…w 妻が化粧ポーチをカチャカチャさせる音が好きと言うエピソードを、当時自分が化粧するたびに思い出していたなぁ。何気ない生活の音って長く日常と切り離された後に聞くと、ああ戻ってきたんだなぁと実感するものなのだね。2012/08/25
やもち
2
ギランバレー症候群について検索していて、たどり着いた闘病記。明るく前向きに病気を乗り越えていく(受け入れていく)姿は、いま病気で苦しんでいる人たちの希望になると思う。病気のおかげで多くの人に会えて、成長できて、人生に厚みをもたせることができたとしても、『病気が僕を選んだのではない。きっと、僕が病気を選んだのだ』と思える域までは、なかなか到達できないやろうなぁ。2006年7月初版。2008年の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内の実写ドラマの原作本と、読了後に知った。2016/12/31
sira
1
表紙のイラストや本の名前から、父と娘の交流が中心になってると思っていたんだけど、余り話には出てこなかった。けれどきっと、とても嬉しい一言だったんだろうな。読みやすい柔らかな文章で面白いエピソードを交えながら、明るく前向き気に乗り越えていく姿。沢山の人と出会っていくこと、自分に出来ることを問いかけ実行していく大切さを改めて感じました。2011/03/24
ぴーなっつ
0
感動!
こうき
0
最後は涙涙でした2012/06/05