内容説明
人狼で獣医のチェイトンは「メイト」に会える日を子どもの頃から楽しみにしていた。メイトは、会った瞬間にわかるんだ。そんなある日診療所に一匹の狼が運び込まれ、チェイの心と体が反応する。この感覚、間違いない、ドアの向こうに運命の相手が。しかしそこにいたのは傷を負った美しい男だった―。
著者等紹介
冬斗亜紀[フユトアキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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扉のこちら側
35
2017年241冊め。移動時間に電子版を衝動買い。オメガバースものは初めてだったが違和感なく読めた。洋モノは国産モノより家族の影が強くて馴染めない時もあるのだけれど、これはまだ大丈夫だった。主役CPより脇CPの方が気になって、その後シリーズまとめ買いしてしまたのである。2017/05/21
そらねこ
31
これは翻訳がお上手で読みやすかった♡人狼にはメイト(伴侶)という存在が居て、会ってみたら男同士だった…ガーン…でも…体もバッチリ反応するし好きだぁ…って感じが伝わってきました♥アメリカンな感じはイラストでは受け攻め決まってそうだし、途中までそうなんだけど…ん?という発言が攻めからあって後半であれあれ…リバ!…マジ?みたいなw そこさえクリア出来れば楽しく読めました。ほぼ好き~からの蜜月♥なので絡まってる部分が多かったけど、愛があるからOK。BLだと受けは童貞のままなので、考えるとリバが当たり前なのかな?2017/01/07
パラ野
29
人狼もの。幼い頃からメイトを夢見ている獣医のチェイ×大学講師でアルファのキートン。ネイティヴとホワイトで人種間の壁や、失恋の傷を抱えたキートンの過去など面白い設定はあるものの、さらっと解決してだいたいがエロシーン。いつでも勃起してる。そして盛ってる。盛ってる最中にいろんな人が闖入してきますね。そこで揉めてもすぐに仲直りです。前に短編で読んだCPもあの辺りの群れにいるよと出てきました。最後の方で一回だけリバがあります。2017/03/07
きょん
23
麻々原さんのイラストが爽やかで可愛らしいんだけど、このCPず~~っとHしっぱなしですね(^^;)人狼設定はともかく、肌の色や同性愛に対する周囲の反対(まあすんなり和解しちゃうけど)が描かれててアメリカならではかなあと思いました。ラスト人狼化しちゃったゲイフォビアぽかったレミは、どう同性のメイトを受け入れていくのかちょっと読みたいな。2013/10/29
nono
22
BL。海外翻訳もの。人狼シリーズその1。海外もの独特の文体は割りと好きだけど、やたら発情中の二人にはくどいなぁ。でも世界観がしっかりしてるのは好き。次作も楽しみ。2015/10/02