とーびんと―古里に語り継がれた昔話

とーびんと―古里に語り継がれた昔話

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  • サイズ B6判/ページ数 109p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784776508274
  • NDC分類 388.125
  • Cコード C0095

内容説明

煤けたような、愛嬌のある団子鼻を、二度三度擦りながら、徐ろに語り始める昔話…。縫い針は「アッチャモク、コッチャモク、チクモク、チクモク」と表され、昆布は「ツルコーン、ツルコーン」と表される東北弁の響きは、人の心をホットにする不思議さがある。

目次

曾祖母が語り継いだ昔話(鶴の恩返し;菖蒲湯(風呂) ほか)
古里に語り継がれた昔話(うたう怪猫;法師蝉 ほか)
棟深が語り継いだ話(大工長者;知恵大工 ほか)
おにへ(意地を張って強がりをいう)ばなし(鮭一匹と桐の下駄)
賭けばなし(あんびん(大福)食い競争)

著者等紹介

小林幸子[コバヤシユキコ]
1935年、山形県川西町に生まれる。高等学校卒業。1970~1981年、川西町立図書館勤務。川西町図書館協議会委員、川西町読書感想文コンクール審査委員、川西町遅筆堂文庫協議会委員、読書会会長。川西町社会教育委員、川西町中央公民館運営審議会委員を歴任し、現在、川西町文化財保護協会副会長。1988年、『読書の楽しさ』(共著)で社会法人家の光協会より優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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