内容説明
保育士として、時代の子どもと家族を見つめてきた。たやすく崩れる家庭、障がいという現実など、関わるには脆弱すぎる自分と絶えず戦わねばならなかった。ゆれる思いを詩として紡いだ。
目次
はね
こいのぼり
なぞなぞ
ブランコ
野菜家族
あめ
蓮華草
自問歌
動物園
泥酔〔ほか〕
著者等紹介
大羽洋[オオバヒロシ]
1952年生まれ。研究所で催奇性試験の仕事にたずさわった後、保育園で保父(保育士)として十数年間働く。そこで出会ったダウン症児や自閉症児と接する中で障害児教育に惹かれるようになり、障害児通園施設に移る。言語聴覚士・社会福祉士として療育や発達相談に携わる。現在、知的障害者授産施設職員
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