内容説明
昔の女性には、季節の変わり目や折にふれ、自分や家族の服を縫うという習慣があった。たとえば、正月や七五三の着物、遠足用の子供のワンピース、二十歳のお祝のスーツなど…。特に、娘にとってその記憶は鮮明に残り、母親の笑顔とともに一生忘れることはない。今では時間もないし、買った方がむしろ安くてスマートという風潮が主流を占めているが、果たしてそれでいいのだろうか。著者は、おそらく有り余るほどの愛を注がれていたに違いない。そして、今は亡き母が大切にしていた型紙ノートを書籍にすることを思いついた。母への感謝の意を込めて…。
目次
子供服(標準寸法)
子供服(原型)
子供服(袖型)
子供服(原型延長法)
セーラカラー/コンパチブルカラー
ベビーセット(アンダーシャツ)
ベビーセット(スリップ)
ベビーセット(ドレス)
ベビーセット(ジャケット)
ベビーセット(オーバーコート)〔ほか〕
著者等紹介
樋口富子[ヒグチトミコ]
1921年1月1日徳島県生まれ。服飾関係の学校で学ぶ
樋口智子[ヒグチトモコ]
1953年12月15日徳島市生まれ。自営業
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