出版社内容情報
ムスビーナさんは、ながーいみみの、うさぎのおばあさん。
けさ、ムスビーナさんは、朝ごはんを食べながらつぶやいた。「ことしも、そろそろだわね」。
すると、やってきたのはアライグマのおかあさん。子どもにちょうちょむすびのやりかたを教えてほしいと……。
ちょうちょむすびに挑戦したくなる絵本です。
内容説明
ムスビーナさんは、ながーい耳の、うさぎのおばあさん。アライグマさんにたのまれ、子どもにちょうちょむすびのやりかたを教えます。たのしい歌にあわせて、できるかな?
著者等紹介
あさのますみ[アサノマスミ]
秋田県生まれ。2007年、「ちいさなボタン、プッチ」で第13回おひさま大賞の童話部門最優秀賞を受賞。『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』(Gakken)でデビュー。また、浅野真澄の名前で声優としても活躍している
高畠那生[タカバタケナオ]
岐阜県生まれ。絵本作家。『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。作品に、第19回日本絵本賞受賞の『カエルのおでかけ』(フレーベル館)や、第68回産経児童出版文化賞、第70回小学館児童出版文化賞受賞を受賞した『うしとざん』(小学館)、第29回日本絵本賞受賞の『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』(童心社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
123
あさの ますみ、4作目です。 シンプルなストーリーですが、リズムがあって楽しい絵本です🐰&🦝 ムスビーナさんは、季節労働者でしょうか❓ https://www.youtube.com/shorts/pPtY3ijQzXM2025/05/22
イカまりこ
7
ちょうちょ結びっていつからできるようになったんだろう。きっと練習したんだろうけど、誰が私に教えてくれたのか、もう記憶にありません。この絵本は長い耳を持つおばあさんウサギのムスビーナさんが自分の耳を使って結び方を教えてくれるもの。あさのますみさんの新刊だ!と借りたら、なんと絵がお気に入りの高畠さんで、私的に嬉しい組み合わせだった。ムスビーナさんの体をはった教育がいいw2025/06/08
たくさん
1
なんかちょっとムスビーナさんが結び方を教えて歌を歌っている調子をみて少し説教臭い感じがするのかなと身構えていたけれど、ムスビーナさんのこだわる部分と気にしない部分のメリハリがほほえましくて、終わった後のすっきり感と役に立ててうれしいような印がとても心に残るお話でした。絵も明るいですね。2025/06/08