内容説明
AskingからListeningへ、10年代のマーケターが理解すべき消費者の心の声(インサイト)を聞くための技法。
目次
Introduction 消費者が変わればリサーチも変わる
1 なぜ新しい消費者理解の技術が必要なのか
2 パートナーとしての消費者
3 消費者の言葉に耳をすます
4 新しいデバイスとテクノロジーの活用
5 マーケティングリサーチの伝統と革新
著者等紹介
萩原雅之[ハギハラマサシ]
トランスコスモス株式会社エグゼクティブリサーチャー。1961年宮崎県生まれ。1984年東京大学教育学部卒業後、日経リサーチ、日本経済新聞ヨーロッパ社(英国)、リクルートリサーチを経て、1999年から約10年、ネットレイティングス株式会社代表取締締役社長を務める。2009年より現職。2004年よりマクロミルネットリサーチ総合研究所所長を兼任。マーケティング実務家・研究者など約5000人が参加する「インターネットサーベイ・メーリングリスト」主宰者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyhhyy
2
少し古い本ですが、私にとっては認識できてなかったリサーチ業界における変革の事例が多く 大変参考になりました2014/05/19
よし
1
リサーチの現状とこれからについてザックリと知れる貴重な本。こういった類の本は時が経つと情報が古くなりがちなので、何年かのスパンで情報を更新した2や3を書いて欲しい。2015/04/27
井上岳一
1
マーケティングの本ではなく、マーケティングリサーチの本。「AskingからListeningへ」という帯文に惹かれて買ったが、残念ながら聴くことの意味は読み解けていない。今起きていることはマーケティングという概念が根本的に変わることかもしれないのに、そこを問い直すところまでいってないからぜんぜん面白くなかった。よく勉強してる人だなということはわかります。2012/02/28
riai10912
1
MROCの扱い方、実際などが興味深かった。リサーチは意識から聞いて引き出すところを超えて無意識から事実を紡ぐ時代になっていることが実感できた。
kozawa
1
著者的アンテナの最新情報をよくまとめてある。興味深い話も多い。広く浅く傾向があるので、本書で紹介されてる各種データや手法は気になったら別途調査って感じか。本書でも結構扱われている「アンケート手法」という観点で言えばマーケ分野以外での研究発展(心理、統計、IT等)をどう応用するか等課題は多いかな。2011/04/19