出版社内容情報
みっこちゃん、トラちゃん、タエちゃんは、小さいころからの幼なじみ。今はお年寄りのためのおうちで暮らしています。トラちゃんは時々、心だけ子供の頃にもどってしまい「だらだら川へいったらあかんで」と同じ言葉をくりかえします。
ある日、庭の向こうの竹林をくぐっていくと、その先には子どもの頃のなつかしい風景が広がっていました。いつの間にか子どもにかえっていた三人は、無邪気に、れんげつみやおいかけっこをしてすごします。そこは、トラちゃんが時々あそびにいっている夢の世界でした……。
関西弁ではずむ三人の会話と、日本画のようなファンタジックな絵が魅力です。
おじいちゃん、おばあちゃんにも子どもの頃があったんだと絵本を読む子どもたちにもわかってもらえるかもしれません。
第40回日産童話と絵本のグランプリ絵本部門大賞受賞作
内容説明
第40回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。
著者等紹介
スージィ[スージィ]
神戸市出身。金沢美術工芸大学日本画専攻卒。幼少期から絵本や児童文学に親しみ、小学校では絵本作りクラブに所属。大学卒業後は保育の現場で働きながら関西を中心に展示会等活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
60
タイトルから想像していた物語とは全く違った内容だった。子どもたちのちょっとした冒険かと思っていたら、主人公の3人とは、シェアハウスに暮らす仲良し高齢女性で、哀惜に満ちたファンタジーの展開にしんみりとしてしまった。一方、表情豊かな3人の絵はコミカルで、口調や言葉遣いも楽しく話が進められていく。老いを嘆くばかりでなく、生きてきた時間や経験を糧に明日を見つめる逞しさも表されていた。2025/02/28
MI
49
楽しかった夢の楽園のようなお話。おばあちゃん3人組はシェアハウスに住んでいる。足が痛くなって。ある日竹やぶを抜けると体がウソのようになおってカラダも若返って。楽しかった若かりし日の思い出とさんにんのおしゃべりが楽しいお話。2026/05/10
はる
49
幼馴染の3人のおばあちゃん。今は一緒にシェアハウスで暮らしている。ある日、3人は庭を抜けて不思議な竹林へ……。温かいような、切ないような不思議な気持ちです。おばあちゃん達はもうちょっと可愛らしい顔に描いてあげて〜。2025/04/10
ぶんこ
43
歳をとってシェアハウスで暮らす幼馴染3人。ある日竹林の中に入って行くと、なんと体が軽くなり、幼い頃に戻っていました。これは嬉しいですね。幼い頃から遊んでいた懐かしい景色。3人の顔が微妙なだけに少し違和感がありますが、お話としてはほのぼの。川に落ちてしまった3人。そこは居心地がいい。なんかいい匂いがしてきました。気づくとシェアハウスに戻っていました。ああ、よかった。こんな体験なら私もしたい。2025/04/14
anne@灯れ松明の火
25
返却前に、手づくり絵本教室に持っていったら、先生から、「みんなに読んであげて」と言われ、読み聞かせ。少し年上の仲間からは「懐かしい風景ね」という声が上がった。作者さんは日本画専攻ということで、「水の描写が日本画ぽいね」という声も。「ファンタジー世界への入口は自然でいいけれど、出口が物足りない」という声も。ひとりで読むより、勉強になる♪2025/01/31
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