出版社内容情報
カササギのメグとアッシュは、森の一番高い木にせっせと巣をつくっています。もうすぐひなが生まれるのです。やがて、きれいな水色のたまごが4つ、巣にならびました。カササギ夫婦は、かわいい子どもたちのために完ぺきな巣をつくろうと、いろんなものを集めはじめますが……。
内容説明
あつめてあつめて…。それ、ほんとにいる?2022年ケイト・グリーナウェイ賞ショートリスト作品。
著者等紹介
グラヴェット,エミリー[グラヴェット,エミリー] [Gravett,Emily]
絵本作家。イギリスで毎年最もすぐれた絵本に贈られるケイト・グリーナウェイ賞を2度受賞
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
子どもの本を中心に翻訳家、作家、画家として活躍。『天使のかいかた』で日本絵本賞読者賞、創作童話『かりんちゃんと十五人のおひめさま』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
カササギのメグとアッシュの夫婦は、完璧な4つの卵のために、完璧な?巣を作ります。アレもコレも必要とどんどん巣に運んでいるうちに…。森のどうぶつ達まで巻き込んでの大騒動。見返しには夫婦が運んできたものが描かれています。カバーにも工夫があり、図書館で借りましたがしっかりどちらも楽しめました!2025/02/11
遠い日
5
エミリー・グラヴェットの絵を求めて。『よくばりなカササギ』を思い出しながら読みました。カササギの夫婦のメグとアッシュの止まることを知らない物欲は、卵を孵し、雛を育てるという本筋とかけ離れた所に向かってしまい、支離滅裂なことに。何事もやり過ぎは禁物。本質を見失わないことがだいじです。2025/01/10
shoko.m
5
森のいちばん高い木に巣をつくる、カササギの、メグとアッシュ。もうすぐかわいいひなが生まれるので、せっせと準備をするのですが、なんだかもの足りません。そこで、かわりばんこにひなたちによさそうなものを運んでくることにしました。カッコウ時計、くつした、すてられたぬいぐるみ辺りはよかったけれど、あれもこれもと運んでいくのは、『あっ、ひっかかった』を思い出す。どちらも大まじめにやっているところがゆかい。表紙にもいるアナグマは、きれいずきのピートかな? 集めてきたものをどう再利用するかまで描かれているのが今っぽい。2024/12/13
グーグー
3
カササギのメグとアッシュに卵が生まれた。孵化する前に色んなものを巣に用意しようと……。派手な装いもこれではね!『もっかい』の作者の作品。原題: Too Much Stuff2025/03/09
mntmt
3
力持ちのカササギです。2024/10/22