海にしずんだクジラ

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海にしずんだクジラ

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  • サイズ B4判/ページ数 34p/高さ 24X29cm
  • 商品コード 9784776411031
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

地球上でいちばん大きな動物クジラは、死ぬと真っ暗な海の底に沈み、何十年もかかって朽ち果ててゆく。
そのあいだ、実にさまざまな深海生物が死骸に集まってくる。肉を食べるもの、骨を食べるもの、それらの生き物をねらうもの…。
この特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、沈んだ場所等で集まってくる生物も違い、まだまだわからないことも多い。
終わりをむかえた命が50年間、豊かな生態系を支えるようすを描いたノンフィクション。自然の営みの奥深さが感じられる。
日本語版監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。

内容説明

死んだクジラはどうなるの?海底で育まれるおどろきの世界。

著者等紹介

スチュワート,メリッサ[スチュワート,メリッサ] [Stewart,Melissa]
子ども向けの科学絵本など200冊を超える著書がある。“Summertime Sleepers:Animals That Estivate”は、英米で出版された国際的な本に対して贈られるロバート・F・サイバート・メダルの最優秀賞に選ばれた。自然界の美しさと不思議をあらゆる年齢の読者と共有することに情熱を注ぐ

ダンラヴィ,ロブ[ダンラヴィ,ロブ] [Dunlavey,Rob]
新聞や雑誌、教科書に絵を描くなど、イラストレーターとして約20年活動している

千葉茂樹[チバシゲキ]
国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て翻訳家に

藤原義弘[フジワラヨシヒロ]
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)上席研究員。東京海洋大学大学院客員教授。長年にわたり、深海生物学、特に鯨骨生物群集やトップ・プレデターの研究を精力的に実施している。また深海生物の魅力を伝えるために、生きた深海生物の撮影にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

222
70年の命をとじたクジラが、50年もの間、豊かな生態系を支えるようすを描いた美しいノンフィクション絵本です。捕鯨で人間が捨てるところがないのと同様、クジラの命が長い期間数多の生物に貢献しているとは思いませんでした🐳🐳🐳 https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail3.jsp?shocd=b110312023/08/01

やすらぎ

208
海底に棲む生物からすると、天から舞い降りてきた存在なのだろうか。いつ有り付けるかわからない恵みをただひたすら待っているのだろう。70年、その生涯を終えた漆黒の砂の上に到達した大きな体が、もう動くこともなく横たわる。光の世界で生きる我々は想像しかできない。静寂のようで激しく、凍えるほど冷たく押し潰されるほどの世界で生きることはできない。クジラはただその時を待っている。自然界から生まれたあらゆる生命が長い年月をかけて分解され、分け与えられていく。地上でも地下でも、自分のため他者のために自然界は構築されている。2025/01/22

あすなろ

117
先行して読んだ『クジラがしんだら』に続き読了。テーマは同じ。よって感想もほぼ一緒。監修者も同じ方。但し、同じテーマでも日本の方と海外の方が書いて絵も描くと違うなと思った。そして、特にホネクイムシ辺りによく現れるが、こちらの方が専門的描写が多めであり、従って絵の描写情報も多め。2025/07/28

☆よいこ

102
絵本。70年生きたクジラ(コククジラ)が死んだ。海底に横たわり50年にわたり多くの生き物の命を支える▽ヌタウナギ/オンデンザメ/イバラヒゲ/ゲンゲ/ミゾズワイガニ/ヨコエビ/ミズダコ/エゾイバラガニ/センジュナマコ(Sea Pig)/コツブクーマ属/ニュウドウカジカ/ホネクイハナムシ(ゾンビワーム)/チュウコシオリエビ/クモヒトデ綱/ハゲナマコ/ハイカブリニナ/ワタゾコシロガサ/ウロコムシ/オトヒメハマグリ/ツマリキザミバマユイガイ/カタハオリムシ(チューブワーム)▽解説あり。2023年8月刊2023/10/21

MI

98
一頭のクジラが死んだ。その体は沈んでいき、海の底に横たわった。70年生きたクジラの命は終わり、深海に生きる生き物たちにとっては新しい始まり。いろんな動物がクジラを食べる。ぬたうなぎ、ゲンケ、イバラヒゲなどいろいろな魚がやってきた。この絵本を読んで一つの命が終わり、次のいのちに繋がれていくことを感じた。最後に作者からの解説としていろんな生き物の特徴が書いてありとても勉強になった。2023/10/26

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