出版社内容情報
フルールヴィルのまちではみんな、庭やベランダやバルコニーで野菜やくだものを作っています。ライラックどおりの住人たちも、まちに住んでいる人たちも、にわしごとにおおいそがし。とれた野菜やくだもので、おいしいりょうりをつくります。4月はアスパラガスのキッシュ、5月はグリンピースのスープ、7月はザジキ、11月はバターナッツカボチャのケーキ……さまざまな国のいろんな料理、あなたもいっしょにめしあがれ!
『ライラックどおりのおひるごはん』の続編です。
内容説明
フルールヴィルのまちにはるがきた!ライラックどおりのひとたちもちかくにすんでいるひとたちもにわしごとにおおいそがし。とれたやさいやくだものでどんなりょうりをつくるのでしょう。さまざまなくにのいろんなりょうり、あなたもいっしょにめしあがれ!
著者等紹介
サラ,フェリシタ[サラ,フェリシタ] [Sala,Felicita]
オーストラリアで育ち、西オーストラリア大学を卒業後、イタリアに移住。独学でイラストを学び、絵本とアニメーションの分野で活躍している
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。絵本作家、詩人。絵本『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、詩集『あしたのあたしはあたらしいあたし』で三越左千夫少年詩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
44
ライラック通りのあるフルールヴィルに住む人たちが、庭や屋上、プランターで野菜を育てています。季節ごとに旬の食べ物を収穫して料理。自分で育てただけに美味しさも格別でしょう。私はさくらんぼのグラフティが作れそうなのでメモ。寄せ植えにハーブを加えるのがいいですね。2023/10/06
よこたん
37
以前読んだ『ライラックどおりのおひるごはん』のある町の季節を巡る食の絵本。通りにはサクランボやオレンジの木があって、たわわに果実を実らせる。庭やバルコニー、屋上にだって植えられるところにはいっぱい植えちゃう食いしん坊な住民たちだ。にょきにょき生えてくるアスパラガスがやわらかそう。色んな国がルーツの人たちが作る料理も多種多様。1ページまるごと使って材料と作り方を丁寧に教えてくれているのに、完成した絵がないなんて。そこは、作って確認しなさいってことなのかしら。ポルトガルのじゃがいもとタラのコロッケ、食べたい。2023/05/07
杏子
16
前作は知らなかった。図書館の新刊コーナーで見つけた。フルールヴィルの町のライラック通りというすてきなネーミング!人々が庭仕事に精を出し、収穫物で作るお料理が12ヶ月分載っている。絵の感じもすごく素敵、外国の知らない国のお料理レシピを知れるなんて!すごくいいと思ったけど、肝心のレシピはずらずらと書いてあるだけで工程も出来上がりの絵もないので想像力が働かなかった。私でもそうなのだから小さい人たちならなおさら。材料の絵が大きく描かれているのもいいけれど、何かちょっと残念だなと思った。2023/05/15
みさどん
14
見開きの左が収穫物、右側がそれを使った料理。季節感がいっぱい。旬の物を使った料理っていいなあ。自分は作れないけど。虫や気候で野菜も果樹もそう簡単にはできないんだよと。料理の出来上がり絵はほしいところ。2023/09/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
前作を知らなかったので慌てて?予約中です。フルールヴィルの町ライラック通り10番地では1年を通してみんな(大人も子どもも)で庭仕事。自給自足ですね。収穫した旬の野菜で様々な料理、レシピ付きです。『 フランス / ギリシャ / 南イタリア / イタリア / アメリカ / ポルトガル / 中東 』 庭しごとあれこれで、「ときどき、じょうろにおしっこをまぜたら、いい肥料になるかも!?」とありましたが、これだけはいただけません。マネしないでください(笑)2023/06/01