いい一日ってなあに？

アーチャー，ミーシャ【作】〈Ａｒｃｈｅｒ，Ｍｉｃｈａ〉/石津 ちひろ【訳】

ＢＬ出版（2022/06発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 24X27cm
• 商品コード 9784776410546
• NDC分類 E
• Cコード C8798

出版社内容情報

街をあるくダニエルに、近所のみんなが「いい一日を！」と声をかけてくれます。「いい一日って、なんだろう？」ダニエルは、いろんな人にたずねてまわることに。庭仕事をしている人にとっては花にとまったミツバチを見つけた日、ケーキやさんにとっては誰かの誕生日、ダニエルのおばあちゃんにとってはダニエルがハグしてくれた日！　最後にダニエルはみんなのいい日でいっぱいの、すてきな詩をつくります。
今日がみんなにとっていい一日だったことを素直に喜ぶダニエルの様子が、ほほえましい。日々のなかにあるシンプルな幸せに気づかせてくれる作品です。

内容説明

まちをあるくダニエルに、みんなが「いい一日を！」と声をかけてくれます。「いい一日って、なんだろう？」ダニエルは、いろんな人にたずねます。みんなのいい日でいっぱいの絵本です。

著者等紹介

アーチャー，ミーシャ［アーチャー，ミーシャ］ ［Ａｒｃｈｅｒ，Ｍｉｃｈａ］
マサチューセッツ大学卒業後、幼稚園で１５年間教える。油絵やコラージュを使ったユニークな技法で絵を描く。初めての自作絵本『詩ってなあに？』で、エズラ・ジャック・キーツ賞を受賞。“Ｗｏｎｄｅｒ　ｗａｌｋｅｒｓ”はコールデコット賞オナーブックに選ばれた。マサチューセッツ州在住。夫とともに建てた自宅で、庭や森に囲まれながら暮らしている

石津ちひろ［イシズチヒロ］
愛媛県生まれ。『あしたうちにねこがくるの』（講談社）で日本絵本賞、『なぞなぞのたび』（フレーベル館）でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』で三越左千夫少年詩賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[明るい表通りで🎶]

油絵とコラージュ（貼り絵）を巧み使った技法で描いた、やさしい絵が、いっぱいの絵本。みんな違ってみんないい、いい一日。心地よい風に吹かれて、爽やかな気分にさせてくれる作品です(○´∀｀○)

2024/04/26

[明るい表通りで🎶]

みんなのいい一日に出会えたダニエル。なんて素敵いい一日なんだろう！

2025/06/04

[Mer]

少年ダニエルが思う「いい一日ってなあに?」おばあちゃんの家に向かう途中に出会うたくさんの人に聞いてまわります。誰もがそれぞれの立場で答えるけれど、そこに共通しているのは自分がしあわせだと感じられること。心地よく過ごせない日もあるけれど、どんなところにもしあわせは潜んでいる。喜びが大きければ大きいほどしあわせだとは限らない。「そもそも、喜びやしあわせに小さいも大きいもないよな〜」って、レビュー書きながら思った。あぁ、改めて気付けたことが既に喜びだ。今日はいい一日になりそうだ( ¨̮ )

2022/09/17

[のほほん]

雰囲気の違う絵だなぁと思ったら、ちぎり絵のようです。お花に葉っぱ、ビルに洋服、細かい図柄をひとつひとつ見ていくのも楽しいです。ダニエルくんが近所の人たちに「いい一日ってなあに？」ときいています。みんなダニエルくんとなかよしですから、喜んでおしえてくれます。なかでも、おばあちゃんの答えが最高です。ダニエルくんが答える時の笑顔も最高。そのうえ、おかあさんが「最高の一日」になる提案をしてくれました。私もステキな絵本に出会えて「いい一日」でした。

2022/08/11

[メープル]

ささやかな幸せを見つけたくなるような。みんなのそれぞれの幸せ。聞いてるだけで幸せになれますね！！絵もお話もとても良かった。

2022/10/07