出版社内容情報
ふうちゃんのおじちゃんとおばあちゃんは、海辺の町で床屋さんをしています。ふうちゃんは、おじいちゃんのハサミの音や、床屋さんの匂いが大好きでした、夏休みに2階で空を眺めていると、おばあちゃんが「ハナフリ」のことを教えてくれました。その後、おじいちゃんが突然亡くなり、お彼岸に二人が「ハナフリ」を見ようと…。ほのぼのとしたお話と、水彩画の透明感のある絵が魅力です。
内容説明
「だいじなひとがハナになってあいにくる。そんなんいうひともおるわ」彼岸の中日に夕日から花が降るように見える「ハナフリ」とは―。
著者等紹介
すけのあずさ[スケノアズサ]
1986年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部マンガ学科卒業。約2年間に及ぶ世界一周ハネムーン後、和歌山に移住しイラストレーターとして活動。子どもの本専門店メリーゴーランドの「絵本塾」で絵本づくりを学ぶ。2020年第21回ピンポイント絵本コンペで最優秀賞を受賞。受賞作をもとにつくった『うみのハナ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。