内容説明
第３６回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。さびれた商店街にある古くからのくつ屋を夜な夜な訪れる怖いおばけたちには、思いがけない悩みがありました。くつ屋のおじいさんが怖がりながらもおばけたちの相談に応えていきます。
著者等紹介
いわさきさとこ［イワサキサトコ］
１９７７年長崎県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。同大学院美術研究科油画専攻修了。卒業後は商業デザイナーとして約１０年間会社勤務をしたのち、フリーランスとなり絵本の制作を始める。２０２０年第２回ビルボ絵本大賞で優秀賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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☆よいこ
75
絵本。さびれた商店街の靴屋さんが、夕方に出会ったのはちょうちんこぞう。アスファルトの道で草履の足がマメだらけになったと泣くちょうちんこぞう。靴屋さんは運動靴を履かせてあげる。下駄の折れた天狗には革の丈夫なブーツを履かせる。噂を聞きつけて、妖怪たちが靴屋におしよせてきた。からかさこぞう/アマビエ/おに/せこ/つくもがみ/いっぽんだたら/しずがもち/ろくろっくび/かっぱ▽生まれ変わった商店街は大人気。新しい靴を履いた妖怪たちもオシャレ。めでたしめでたし。2021/11/03
ゆみきーにゃ
62
2020年日産 童話と絵本のグランプリ絵本大賞2021/06/03
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
51
第36回 日産 童話と絵本のグランプリ絵本大賞作品。寂れた商店街の靴屋さんにある夜、現れた提灯小僧。新しい靴を作ってもらい大喜びの提灯小僧。翌日から次々とお化けがくるように・・。どうなるかと思ったら、人情味あふれるお話で、お互いにWINWINなのがいい。2021/07/14
mug
47
寂れた商店街の靴屋さん。そろそろ店をたたんだ方が良いのかも…そんな風に思っていたある日の夜。来た来た、おばけ！でも、驚かせるためではなくて話を聞いてほしくて来たみたい。1体のおばけに靴をあげたら、次々やってきて…。 靴屋のおじいさんの優しさと、おばけのまっすぐな気持ちにほっこり。おばけが好きな子にはもちろん、怖いと思っている子にもおすすめ！2021/10/07
annzuhime
40
図書館本。時代が変わって賑わいがなくなった靴屋さん。そこへやってきたおばけたち。それぞれのおばけに選んであげる靴がピッタリでステキです。最後はおばけだらけ。でもあんなに心優しいおばけたちがやってるお店なら行ってみたいね。2023/06/27
