内容説明
大きな体に大きな耳、長い鼻。ゾウは、陸でいちばん大きなほ乳類。なにをたべているのかな。大きな耳はなんのため?長い鼻はどう使うの?動物園の人気者、ゾウ。野生のなかではどんなふうに生きているのかな。ゾウのあれこれを、こどもの目でたのしくつたえます。
著者等紹介
デズモンド,ジェニ[デズモンド,ジェニ] [Desmond,Jenni]
イラストレーター、絵本作家。ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞、ケンブリッジシャーの“Read it Again”絵本賞受賞。またモーリス・センダック・フェローシップに選ばれるなど、世界的に評価され、作品は20以上の言語に翻訳されている
福本由紀子[フクモトユキコ]
甲南女子大学英文学科卒業後、英国レディング大学にて児童文学を学ぶ。現在、武庫川女子大学で英語・児童文学を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルピナスさん
64
【11月24日午後休を利用して念願の国際子ども図書館へ!】13冊目。幼い頃からなぜかゾウが大好きでしたが、その性質を知るとますます好きになります。とても家族想いで優しく、記憶力の良い賢いゾウ。あんなに肌がゴワゴワとして厚いのに、実はとても繊細で、肌の上に何かのれば勿論気づいているし、足はあの体重を支えているのに爪先から落としてイメージとしてはそおっと歩いています。象は密猟と生息地の減少で絶滅危惧が心配されていますが、この地球の魅力は人間だけでなく多様な生物が共存している事。長く生き続けて欲しいです。2022/11/24
たまきら
44
大好きな動物なので、知っていることばかりでしょ!と読み始め…私よりもこの動物がきっと好きであろう作者さんの愛でるような画とトリビアにうっとり。奥様、ゾウの牙に利き手(牙)があるなんてご存じでらっしゃいました!?びっくり。いままで短い牙は喧嘩で折れただけだと思っていたので、今度アフリカの野生ゾウの映像を見るときは、また違う観察が出来そうです。面白かった!読み友さんの感想から。2022/12/23
魚京童!
23
私もマンモスを見たら、アドレナリンが溢れて、ヤリを投げたくなる。そういうことだと思う。溢れる気持ちを抑えきれずに戦いたくなる。そして肉を食べたいと思う。ベジタリアンにはなれないと思う。そういうことだと思う。似た生き物。大きい生き物。食べたい。その欲求に勝てない。食べたい。食べてみたい。絶対美味しいはずだ。食べたい。食べてやる。そのためには…。ってなる。だってゾウだもん。だから子どもが好きなんだと思う。いつか食べてやるって思ってる。それだけなんだと思う。だからあんな厚い皮膚でまずそうにしてるんだ。マンモスは2019/11/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
19
こどもの目で伝えてくれるゾウについての絵本ですが、なかなかの知識本です。起源は5500慢年前の北アフリカ、これまで300種以上に分類されていたゾウは、今日では3種(アフリカゾウ・マルミミゾウ・アジアゾウ)それも絶滅のききにあるそうです。賢いから守る、陸で一番大きい哺乳類だから守る、ということではなく共存できる環境をしっかり気づく事が1番ですね。その環境を壊しているのは我々人間なのですから。2019/11/12
mntmt
14
驚きに満ちている2019/12/30