内容説明
地震がおきたら、どうしよう。もし、ひとりでいるときだったら?消防士さんは助けてくれる?どんな時でも、どんな場所でも、子どもたちが、自分で自分のからだを守り、また、協力して助けあうことが大切です。学校で家庭で必読の一冊。緊急連絡先を書こめるかぞくのやくそくカードつき。
著者等紹介
畑中弘子[ハタナカヒロコ]
児童文学作家
かなざわまゆこ[カナザワマユコ]
神戸生まれ。絵本やアニメーション、インタラクティブアートに奮闘中。2011年おおしま国際手づくり絵本最優秀賞、2011神戸ビエンナーレ・アートインコンテナ奨励賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
44
1.17にわが家の姉妹に読み聞かせ。阪神大震災で被災したお母さんが、当時の記憶とともに地震が起きたらどうすればいいかを語る防災絵本。こんなことあってほしくないけど、もしものために知識を持って、訓練をし、備えておかなければ…読みながら大人である私も防災への意識を高めることができました。ローリングストック、ちゃんとやろう。小さい子も防災が分かり、家族で話し合うきっかけにもなる良書です。2021/01/17
chiaki
28
1日も早い復興を願うばかり。いろんな想いを込めて、阪神・淡路大震災から29年の今日、避難訓練に合わせて1年生に読み聞かせ。みんな真剣に聞いてくれていました。いつなんどき、自分が巻き込まれるか分からない。知って、備えて、家族で話し合うきっかけになればと思います。2024/01/17
anne@灯れ松明の火
27
敬老会で、子どもの頃の災害体験の話を聞くという企画があり、私の読み聞かせも合わせた内容にしようと、阪神・淡路大震災の経験を元に、神戸市消防局が企画・協力してつくった絵本を選んだ。地震が起きたら、地震に備えて、どうしたらいいのかを、わかりやすく伝える。避難の時の合言葉は「おはしも」。お…押さない、は…走らない、し…しゃべらない、も…戻らない。体験者も「命の次に大事な権利書を忘れた、位牌を忘れたらご先祖様に申し訳ないと、取りに戻った人は助からなかった。絶対戻ってはいけない。地震は一度で終わらない」と強く語った2024/03/07
たまきら
21
職場で大地震に遭遇したら、生きていてもその日中に帰宅できるかわからない。そんな距離で仕事をしている者にとって、6歳児の娘へ教えておくべきことは結構あります。夫は多分帰宅できると思うが・・・橋さえ落ちなければだけど・・・近所の友人たちに色々相談し、娘とも確認。2018/03/28
いっちゃん
8
実際に地震がおきたら、訓練した通りにできるかな…?正直、自分が地震にあった時は、頭は抱えたけど、何もできずにじっとしてたな。最近は本当に頻繁に起きるから怖いな。2019/03/09