内容説明
このいえには、にんげんのかぞくのほかに、ねずみたちのかぞくがすんでいます。ある日、ねずみたちが退治されると知ったこどもたちはねずみに手紙をかきました。すると…。ユーモラスであたたかいバーニンガム&谷川俊太郎の絵本。
著者等紹介
バーニンガム,ジョン[バーニンガム,ジョン] [Burningham,John]
1936年イギリス、サリー州生まれ。ロンドンの中央美術工芸学校を卒業し、はじめの絵本『ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞をはたす
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を出版。以来多くの詩作やエッセイ、脚本、絵本などで幅広く活躍。1975年『マザー・グースのうた』(草思社)で日本翻訳文化賞受賞、ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
52
この家には人間以外にも、ねずみの家族が住んでいる。ある時、人間に見つかってしまう。大人はねずみを退治しようとし、子供はねずみを守ろうとする。共存出来たら一番だけど、現実のねずみは害虫だからやっぱり退治しかない。でも最後は・・・フフフ。バーニンガムの世界観、やっぱりいいなぁ。2021/02/24
♪みどりpiyopiyo♪
42
このいえには 4にんのかぞくのほかに もうひとつの かぞくがすんでいる それが どんなかぞくか わかる? ■大好きなバーニンガムさんの、かわいい絵本を読みました。人の近くで暮らしているねずみ達。ある日、危機が迫っていると知って… ■小さな生き物と人の、思いがけない関わり合い。大人には見えないほのぼのストーリーでした (ღ′◡‵) (2017年)2020/01/04
リコリス
27
こんなふうに共存できたら…いいはずがないよー笑。バーニンガムのとぼけた絵が好き。2021/02/07
くぅ
26
優しく思いやりある絵本。みんな生きているんだからね。大人になるにつれ害虫などに対しては共存なんか考えなくなっちゃうんだけど、こんなふうにできる気持ちも大事なんだよなぁ。息子も意味はまだわからないかもしれないけれど興味を持って最後までよく見てた。(1歳6カ月)2018/11/13
mntmt
20
楽しい、素晴らしい絵だな。2017/07/15