内容説明
みなさんはしってますよね、ペンギンは南極にいて北極にはいないってこと。ところが…南極のペンギンと北極のホッキョクグマがいっしょに世界を行ったり来たり。地球のはてからはてまで旅するど~んと大きな楽しいおはなし。
著者等紹介
ウィリス,ジーン[ウィリス,ジーン] [Willis,Jeanne]
イギリスのセント・アルバンズ生まれ。広告業界を経て、現在は作家。児童文学や絵本のほか、テレビの台本も手掛けている
ジャーヴィス[ジャーヴィス] [Jarvis]
イラストレーター、アニメーター、アニメーション・ディレクター、ウェブ・デザイナーなど、ビジュアルの分野で多彩な才能を発揮するクリエーター。はじめての絵本作品である『アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ』(BL出版)で、2017年、V&Aイラストレーション・アウォードのベスト・イラストレーション賞を受賞
青山南[アオヤマミナミ]
1949年、福島県生まれ。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
54
南極にすむペンギンのブラウンさんの家族は、ピクニックの日に道に迷ってしまいました。■これはこれは♪ 大っきくて 長閑で にっこりなお話を読みました。迷子になったブラウンさん一家。ホッキョクグマのホワイトさんと一緒に 世界を行ったり来たり。ブラウンさん一家のおとうさん、おかあさん、ピーキーとプーツとポグ、それにホワイトさんも、それぞれの個性が 可愛らしいです。ピクニック好きなポグに親近感 (ღ′◡‵) ■近年の英国の絵本には好みのものが多いなぁ♪ 何だか気の合うみんなに終始にっこり読みました(2017年)2017/09/24
k sato
28
涼しさを求めて絵本の北極と南極に行ってまいりました。なんということでしょう!北極にしか生息していないホッキョクグマと南極のペンギン一家が対面します。お互いの棲み処を行き来する世界大旅行。氷雪のない国々は皆には物足りないようです。ラストはホッキョクグマとペンギン一家の再開場面ですが、予想しなかったほっこりエピソードでした。作者の仕掛けに気付かず悔しい。酷暑列島日本2024。氷床は1992年と比べて7倍の速度で進行しているというデータがありました。極地生物の棲み処を保護するにはどうすればいいのでしょうか。2024/08/29
anne@灯れ松明の火
18
遠い方の新着棚で。タイトルと初めの方からは予想しなかった展開。ちょっとビックリ。カラフルで楽しい絵。2017/10/31
海(カイ)
16
【図書館で】冒険が大好き!という感じのペンギンたちだこと!かわいい絵とゆかいなお話でした。2018/01/16
Cinejazz
15
〝皆さんは知ってますか? ペンギンは南極にいて、北極にはいないってこと。ところが!南極に棲んでいたペンギンのブラウンさん一家が、ピクニックに出かけて、道に迷ったことに気づかないでいました・・・ 「ここで何してるの?」 気立てのいい北極熊のホワイトさんが言いました・・・ 「ピクニックの最中なんだ、南極で」・・・「ここは北極だよ。南極は20,004キロ先だがねえ・・・まあ、間違いは誰にでもあるさ。 私もときどき、夢を見るよ。 南極に行く最初の北極熊になりたいってね!」〟極点を結ぶアドベンチャー絵本です。 2024/09/02