著者等紹介
中野真典[ナカノマサノリ]
1975年、兵庫県小野市生まれ。大阪芸術大学卒業。在学中の1996年に初個展を開き、卒業後、保育士として勤めた後、本格的に創作活動に入る。京都・大阪・東京などを中心に継続して個展を開催し人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
47
絵本。なんだろう。まったりと時が過ぎる感じ?かくれんぼの最中に、それぞれの子が、春を見つける。なかなかかくれんぼは、始まらない。子供はこれを読んで、どう感じるのだろう。2015/03/18
遠い日
14
爛漫の桜のもと、なんとものんびりしたかくれんぼ。鬼になった子も隠れる子も、自分の周りのことが気になって、それにつられてふぅらふら。春ですね。春の空気に誘われて、心が動き出すかくれんぼ。お話は裏表紙ソデから裏表紙まで続きます。2015/04/12
みい
9
もういいかい、まあだだよ。春の神社の境内でかくれんぼする女の子ふたり。こどもの時間の流れが柔らかであたたかく、穏やかな気持ちになっていきます。かくれんぼしながらも、ちょうちょやたんぽぽネコやてんとう虫、どこへも心を砕くのがこども。あちこち目をむけ今いる場所をこどもは心に刻んでいく。てんとう虫が飛び桜の木を見下ろすシーンが美しい。きっとこの子の心もてんとう虫と一緒に空を飛んだのだろう。娘ちゃんもお気に入り。読み終えるとすぐにかくれんぼはじめてた。畳み掛けの洗濯物の中にかくれてたよ。2019/02/08
ばしちゃん
5
かくれんぼをしている子どもたちが各々に春を見つけるお話し。これって大人だと「共感」てことになるけど、子どもだと「追体験」になって親子で倍楽しいのでは!2015/03/05
timeturner
4
うわあ、いいなあ。お互いに相手を絶対的に信頼している子ども同士ならではのすてきな時間の過ごし方。読み終えて心の中がたんぽぽでいっぱいになった。猫があんまりかわいくないのもいい。2021/10/11