内容説明
小さな花から生まれたおやゆびひめは、くるみの殻のベッドにスミレの花をしきつめ、バラの花びらをかけてねむります。ところがある晩ヒキガエルにさらわれて…今もなお愛され、世界中で読みつがれている名作を、江國香織の新訳でお届けします。
著者等紹介
アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン] [Andersen,Hans Christian]
デンマークを代表する童話作家、詩人。1805年オーデンセに靴屋の息子として生まれる。30歳のとき、イタリア旅行の体験をつづった『即興詩人』を書き、作家として認められるようになり「童話集」を出版。その後『マッチ売りの少女』『人魚姫』『裸の王様』など、70歳でなくなるまでに約150編の創作童話を書き、それらの多くは、世界じゅうで現在も読みつがれている
ツヴェルガー,リスベート[ツヴェルガー,リスベート] [Zwerger,Lisbeth]
1954年、版画家の娘としてオーストリア・ウィーンに生まれる。美術学校を卒業後、E.T.A.ホフマンの『ふしぎな子』(冨山房)のイラストレーションでデビュー。グリム、アンデルセン、ディケンズなどの世界の名作に、繊細で独特の画風で新たな息吹を吹きこみ、国際的に高い評価を得ている。ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞、国際アンデルセン賞など受賞
江國香織[エクニカオリ]
1964年東京に生まれる。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『がらくた』(新潮社)で島清恋愛文学賞。『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など、受賞作多数。絵本や児童文学の翻訳も数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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