おくさんにんきものになる―ごきげんなライオン

ファティオ，ルイーズ【文】〈Ｆａｔｉｏ，Ｌｏｕｉｓｅ〉/デュボアザン，ロジャー【絵】〈Ｄｕｖｏｉｓｉｎ，Ｒｏｇｅｒ〉/今江 祥智/遠藤 育枝【訳】

ＢＬ出版（2013/01発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 27cm
• 商品コード 9784776405504
• NDC分類 E
• Cコード C8798

内容説明

ある日、ライオンくんはけがをして、びょういんにはこばれてしまいました。ひとりのこされたおくさんライオンは、おきゃくさんをたのしませようとがんばります。どうぶつえんのなかまたちといっしょに、草花でたてがみをつくり、すてきなオスのライオンにだいへんしん！いちやくにんきものになったおくさんですが…。シリーズ最終巻。ライオンふさいの絆をあたたかくユーモラスに描きます。

著者等紹介

ファティオ，ルイーズ［ファティオ，ルイーズ］［Ｆａｔｉｏ，Ｌｏｕｉｓｅ］
１９０４年スイス、ローザンヌに生まれる。ジュネーヴの女子大を卒業後、ロジャー・デュボアザンと結婚。その後、夫とともにアメリカに移住。童話作家として、夫婦コンビでシリーズ第一作目となる『ごきげんなライオン』（福音館書店）などの作品を生み出した。１９９３年逝去

デュボアザン，ロジャー［デュボアザン，ロジャー］［Ｄｕｖｏｉｓｉｎ，Ｒｏｇｅｒ］
１９０４年スイス、ジュネーヴに生まれる。息子のために絵本を作ったことがきっかけで、子どもの本の世界に入る。１９８０年６月逝去

今江祥智［イマエヨシトモ］
１９３２年大阪に生まれる。同志社大学文学部英文科卒業。絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など幅広いジャンルで活躍。『ぼんぼん』（理論社）で日本児童文学者協会賞、『兄貴』（理論社）で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』（童心社）で小学館児童出版文化賞、また数々の功績に対し、エクソンモービル児童文化賞を受賞

遠藤育枝［エンドウイクエ］
アメリカ・シモンズ大学で児童文学を学び、現在、京都精華大学で児童文学と英語を教えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[海(ｶｲ)]

【図書館】まずは表紙が好きです♪これが最終巻なんですね。 フランソワくんもちょっと大きくなっている気がする。 素敵な夫婦愛だなぁ(*^^*)

2013/11/28

[ヒラ[e-mail]]

【再読】大人のための絵本

2023/07/30

[刹那]

ほんとに羨ましいほど仲良しな夫婦です(*´∇｀*)

2013/08/09

[遠い日]

おくさんライオンの花のたてがみのなんてかわいくて綺麗なこと。夫のライオンが留守のあいだ、動物園の人気者になりかわって、いい思いをするにも関わらず、帰ってきたらちゃんと“あなたのおくさん”に戻るあたり、かわいい妻。シリーズ最終巻ということで、おだやかな世界観を保ったまま、幸せな気持ちにさせてもらった。

2013/03/22

[紅生姜]

ごきげんなライオンシリーズはちょっと長くて読み聞かせには疲れるが、娘らはいつもくいついて聞いている。おしゃれでかわいいものが好きな娘たちは、ライオンのおくさんのたてがみにすっかり魅了された様子。こんなライオンがいたら、怖くないから友だちになりたいよね。でも、おくさんは、たった一人のご主人のために生きているみたい。素敵。

2017/06/05