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内容説明
1975年の未発表作品からデビュー作から2009年の『ハーメルンの笛吹き男』まで絵本24作品、100点以上の絵を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maiラピ
29
ツヴェルガーさんのお顔を拝見するのは初めてですが想像どおり聡明で繊細そうでした。ヴェルヘイム・ハウフの<鼻のこびと>、数点のツヴェルガーさんの絵を見ただけで、すっごく読みたくなりました。2012/08/17
みさどん
25
全ての絵が渋くて淡い色合いで落ち着いている。絵本の挿絵というより、イメージされたデッサンの世界のよう。美しくて奥行きがあって、素敵だった。中でも白鳥の湖が、白と渋い青の絵で、楽譜までもが素敵なイラストになっているのが印象的だった。単純化されていても高いデッサン力があるのでうまいんだなあ。カールラーションに通じるところがある。2021/04/30
けんちゃん
24
読友さんのご紹介本。ページをめくるたびに、はぁ〜っとため息が出てしまいます。すてき!少し前に読んだ作品のイラストもあらためて、じっくりと堪能しました。茶色を基調にした初期の作品から、現在の色鮮やかな色彩のイラストへの変遷もご本人の言葉で語られているのが、うれしいです。未読の作品も早く読みたいですし、既読のものも再読したいです。2012/08/25
白黒豆黄昏ぞんび
16
京都で開催していた原画展へ行ったときに買ったポストカードをリビングに飾ってあります。色調が柔らかくて抑えられてるんだけど個性的で少し不穏。線の細さが女性作家らしい。2014/07/21
けんとまん1007
16
素晴らしい世界ですね。たぶん、一度見たら記憶に残るタイプの絵かな。こういうふうに、まとめられていると、時間の流れとともに、微妙に変わってきている作風・絵のタッチみたいなものがハッキリとわかって、とても興味深い。こういうところから、その人の絵本にはいっていくのも、いいかも。2012/09/20