内容説明
こちらは、大きいりょうしさん。それと、小さいりょうしさん…ふねでさかなをとりにいきます。大きいりょうしは、大きいふねで。小さいりょうしは小さいふねで。―大きい漁師と小さい漁師を対比させながら物語はすすみます。大きい漁師も、小さい漁師も、大きな海の大きな恵みを手に入れて得意満面!マーガレット・ワイズ・ブラウンのシンプルでリズミカルな文章に、ダーロフ・イプカーがいきいきとした美しい絵をえがいた珠玉の一冊。
著者等紹介
ブラウン,マーガレット・ワイズ[ブラウン,マーガレットワイズ][Brown,Margaret Wise]
1910年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。編集者を経て、小さな子ども向けの作品を100作以上手がける。1952年42歳の若さで急逝
イプカー,ダーロフ[イプカー,ダーロフ][Ipcar,Dahlov]
1917年、アメリカ、バーモント州生まれ、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジで育つ。芸術家の両親とともに夏を過ごしたメイン州を愛し、1937年には夫とともにメイン州、ジョージタウン島の農場に移り住む。1945年、初めての絵本となる『小さいりょうしさん』を出版。以後、『よるのねこ』(大日本図書)など、30冊以上の子どもの本を発表。また、特に90年代に画家として多くの作品を描き、その絵画はメトロポリタン美術館やホイットニー美術館に収められている
やましたはるお[ヤマシタハルオ]
山下明生。1937年、東京生まれ。広島県能美島で育つ。京都大学文学部仏文科卒業後、編集者を経て、絵本や幼年童話など、すぐれた児童文学を多数発表。『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸賞推奨作品賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『海のコウモリ』(理論社)で赤い鳥文学賞、『カモメの家』(理論社)で路傍の石文学賞、野間児童文芸賞など、受賞作多数。翻訳の分野でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
ume 改め saryo
mntmt
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
遠い日