内容説明
美しい風景のなかにしあわせな物語をつむぐ…ふたりの魅力がこの一冊に。
目次
バーナデット・ワッツ(ワッツさんのスケッチブックから;雪の女王;ハネスうさぎはゆうびんやさん;ポストカードブック;野の白鳥 ほか)
市川里美(市川さんのスケッチブックから;あなたもいますよ;シュゼットとニコラ・2―おつかいに;春のうたがきこえる;ベンジーのおくりもの ほか)
著者等紹介
ワッツ,バーナデット[ワッツ,バーナデット][Watts,Bernadette]
1942年イギリス生まれ。現代イギリスを代表する絵本作家。美術学校では世界的な絵本作家であるブライアン・ワイルドスミス氏に師事し、絵本作家としてデビューしてからは、アンデルセンやグリムなどヨーロッパの古典童話を題材にしたものや、多くの創作絵本を各国で出版してきた
市川里美[イチカワサトミ]
1949年岐阜県生まれ。1971年からパリに住み、独学で絵を学んだ後、1975年にイギリスの出版社から最初の絵本「A Child’s Book of Seasons」を発表した。やがてその絵の才能は高く評価され、その後は絵本作家として、フランス、アメリカ、日本など各国の出版社から絵本を出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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南
14
絵本をつくるための調査やスケッチが載っていたり、カルピスや山田養蜂場に提供した原画がありました。バーナデット・ワッツさんも日本に来てスケッチしたり絵本に取り入れているのだなぁ。2018/01/21
遠い日
3
懐かしい本を引っ張り出してきました。主に市川里美さんの情報が欲しくて購入したのでしたが、バーナデット・ワッツのことも合わせて知れたのがよかったです。2010年発行の本なので、おふたりとも存命で、作品も出されているので資料としてはもう中途半端な位置になってしまったかも知れません。バーナデット・ワッツも、この本で詳しく知ってからは親しみを覚えて、よく読みました。2023/11/30
遠い日
3
市川里美さんのことをもっと知りたくて。作品の紹介や、日頃の生活も少しばかり覗くことができる記事もあり、満足感でいっぱい。年譜、作品目録も充実している。もうおひとかたのバーナデット・ワッツさんには、あまり馴染みがなかったわたしだが、非常に丁寧なスケッチや、作品も市川さん同様まとめて紹介されているので、興味深い。なにより、お二人に親交があり、ご一緒に仕事をされていたりすることも新たに知って、ワッツさんの絵本作品を読みたいという気持ちが動いたことは収穫。2014/01/27