内容説明
エリザベスはおさかながだいすき。だけど家でかっているのはグッピー一ぴきだけ。もっとおさかながかいたい！ママやパパにそういってもちゃんとはなしをきいてくれない。ところがある日、水道の蛇口から、マスが出てきて…。
著者等紹介
ロビンソン，フェイ［ロビンソン，フェイ］［Ｒｏｂｉｎｓｏｎ，Ｆａｙ］
もと教師で編集者。現在はロマンス小説や絵本を手がける作家である。イリノイ州在住
アンダースン，ウエイン［アンダースン，ウエイン］［Ａｎｄｅｒｓｏｎ，Ｗａｙｎｅ］
世界的に活躍する絵本作家で、幻想画家。『Ｒａｔ’ｓ Ｍａｇｉｃ』で１９７６年、アメリカのイラストレーター協会より、最優秀絵本賞受賞
岡田淳［オカダジュン］
児童文学作家。３８年間小学校の図工教師をしていたので、仕事場は自身の図工作品でいっぱい。『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』（以上、偕成社）で産経児童出版文化賞、シリーズ「こそあどの森の物語」（理論社）は、１９９８年の国際アンデルセン賞のオナーリスト選定作品（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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藤月はな（灯れ松明の火）
34
深青さんの感想から興味を持って借りました。「蛇口の魚づまり」という場面が文章の形共々、好きです。おさかなが大好きなエリザベスのことを知っている周りの人と傍にいるのにエリザベスのことを全然、見ず、話を聞こうともしなかった両親。子供にとってどちらが信頼できるかというと当然、周りの人の方です。家族ほど、子供のことを気にせずに自分のことばかり考えて子供にも押し付けているのはよくあるのでオチにはスッキリしました＾＾魚さん達の悪戯っ子のような目でにっこり、笑っているような顔と水の中で魚さんと泳いでいる猫がユーモラス。2014/05/24
小夜風
29
【図書館】先に読んだ｢ドラゴン｣｢ドラゴンマシーン｣のウエイン･アンダースン挿し絵。今回はドラゴンは出てこないけど、カラフルなお魚の絵が凄くキレイでやっぱり好き♪エリザベスはお魚が大好き。ある日水道の蛇口からスポン！とマスが出てきました。それ以来家中の蛇口からいろんなお魚が飛び出してくるのに、パパとママはエリザベスの話を全然聞いてくれません。これも妄想系かな？と思ったけど、楽しい展開にワクワクしました♪でもこんなパパとママは嫌だな。2014/06/23
たまきら
22
読み友さんから。ふんわりやさしい絵にうっとり。水族館の飼育員さんと懇意なぐらいおさかなが好きな女の子のおうちの蛇口から、おさかなが吹き出してくるお話です。猫がおかしい。オタマさん大喜びでした。2017/02/02
いろ
19
魚が蛇口から次々出て来て…というお話。両親が笑っちゃうくらい知らんぷり，大人には「ちゃんと子供に耳を傾けよう。」って警告本w でも大人も純粋に「蛇口から魚が沢山やって来た♪」ってハプニングを楽しみたい。だって魚達の絵はどれもカラフル＆真ん丸お目々でキュートv 蛇口からぷるん！と出て来るのが楽しい。７歳男児は鯨にキュンv そして「ママ！見て！マスよ！」「はい，見てますよ」韻を踏んだ会話を見つけて喜ぶ。一方，母(私)は水槽係が「さかなづまり」に予防対策せず「よくある」と言い，責任を感じて無い様子に少々ムカッw2016/02/02
mari
15
はじめはエリザベスの妄想に両親がつきあってくれない夢オチの話かな、と思って読んでいたら、どうやら本当の話と両親もようやく気づいてくれて！ストーリーの展開が他にない感じが面白い！！2014/11/08
