内容説明
どうしてみんなあかちゃんのことばかり…?あかちゃんって、よだれはたらすし、げっぷやおならもするし、―ぼくは、がまんできない。ぼくは“くまのプーしゃんジョナサン”ってよばれて、かぞくのちゅうしんにいたんだ。それが、よだれダラダラ・ベイビー―あかちゃんのことさ―がやってきてからは…。
著者等紹介
ダンジガー,ポーラ[ダンジガー,ポーラ][Danziger,Paula]
アメリカ、ワシントンDC生まれ。ニューヨークに住んでいます。中学校や高校の先生をしたのち、作家になりました。ユーモアたっぷりのジュニア小説をおもに書いています
カラス,G.ブライアン[カラス,G.ブライアン][Karas,G.Brian]
ニューヨーク在住。たくさんの子ども向けの絵本を書いています
いしづちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。フランスで3年間過ごしたのち、作家、翻訳家として活躍しています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
38
新しく生まれた弟のために、みんなにかまってもらえなくなったお兄ちゃんの嫉妬と成長を描く絵本。親戚一同から赤ちゃんとして主役級の扱いを受ける弟に対し、嫉妬のあまり「よだれダラダラベイビー」「おならプスプスベイビー」「のどゴロゴロベイビー」「うんちブリブリベイビー」など、思いつく限りの言葉で罵倒してみるが、気は晴れない。極め付けは「おならプスプスベイビースペシャルのガソリンスタンド」の「くさいガス」。このページが最高にウケて、娘は大笑い。「もう一回読んで!」のリクエスト、いただきました。2019/02/13
yumiha
27
みんなにちやほやされるbabyに嫉妬めらめらジョナサン。よだれダラダラ、おならプスプスなどなど、次々と悪口が出てくる。そんなもんですがな。新しい猫を迎えるときは、先住猫への気配りが大切なように。そして、いとこのチャーリーの手荒な(?)先輩風がよかったね。2019/02/26
たまきら
25
こういうジェラシー、一人娘はわからないよな、と思っていたら、現在子猫が来ていじけてしまった11歳猫たちを思いやってあげているもよう。すごいもんだ。「子猫もらわれちゃったら悲しい?」と夫が聞いたら、「ううん、二匹がいるから!」ときっぱり。彼女の精神年齢は高い・・・。2019/06/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
いつの間にか勝手におにいちゃんになってしまったと戸惑うジョナサン。弟なんてよだれやゲップで汚いだけなのになんでみんな可愛がるんだろう?と上の子の揺れる気持ちが伝わってきます。2023/03/07
こまさん
3
お兄ちゃんになったらこんな気持ちなんだろうな。あることがきっかけで、弟を受け入れた( ◠‿◠ )ラストがステキ!2019/06/30