内容説明
ヘンゼルとグレーテルの目のまえに小さな家があわられました。そばによってみると、なんと、その家はパンやおかしでできているではありませんか。ふたりは手あたりしだいに、たべつづけましたが…。
著者等紹介
ワッツ,バーナデット[ワッツ,バーナデット][Watts,Bernadette]
1942年、イギリスに生まれる。ケント州のメイドストーン美術学校で学び、絵本作家のブライアン・ワイルドスミスに師事した。1969年『赤ずきん』がドイツの最優秀児童図書に選ばれ、同年、ボローニャ国際児童図書展にてグラフィック賞受賞。イギリス、ケント州在住
福本友美子[フクモトユミコ]
慶應義塾大学卒業。公立図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳などをする。立教大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みっくす
31
絵が素敵でとても良かった。ヘンゼルもグレーテルも本当にお利口!生きる力ってこういうことを言うのかね。魔女と継母がかぶるけど、別人よね?!長いけど息子も楽しんで聞いてくれた。お菓子の家って本当に夢がある!魔女が作ったものなのだけども、魅了されます。2015/02/18
小夜風
27
【図書館】この表紙のお菓子の家は、今まで読んできたいろんなお菓子の家の中でも、飛び抜けて可愛らしく美味しそうな魅力あるお菓子の家だと思いました。魔女をかまどに突っ込む場面や、アヒルに乗せてもらう場面も見てみたかったな~。バーナデットさんの優しい絵では残酷な場面は無理でしょうかね。どの頁にも可愛らしい小動物たちが描かれていて、それらを探すのも楽しかった♪2015/03/03
ume 改め saryo
24
バーナデット・ワッツ!!(^^)/ 素敵な世界観(^^) ちょっと苦くて、最後に甘いお話ですね(*^0^*)/2014/04/04
千尋
15
グリム童話でおなじみ『ヘンゼルとグレーテル』*挿絵のお菓子の家が凄く可愛らしいですv改めて読み返してみると、前半は兄のヘンゼルがしっかりしているけど、後半は妹のグレーテルが強く成長していて凄いと思ってしまいました*心理学的に考えて読むとグリム童話は奥が深いですね**2012/09/29
花林糖
14
(図書館本)子供の頃何故かこの物語が苦手だったけれど、この表紙絵がずっと気になっていて借りてみた。バーナデット・ワッツの描く世界がとても素敵で美味しそう。脇役の動物たちが可愛らしい。2015/06/11