著者等紹介
ルート,キンバリー・バルケン[ルート,キンバリーバルケン][Root,Kimberly Bulcken]
『パパのおやすみのおはなし』など、多数の本に挿絵をかく。挿絵画家協会、ニューヨークタイムズ紙などからの受賞多数。ご主人であり挿絵画家でもあるバリー・ルートと幼い子ども2人と、ペンシルバニア州在住
掛川恭子[カケガワヤスコ]
1936年、東京生まれ。津田塾大学卒業後、児童文学の翻訳にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
43
勇敢な女の子のお話を読みました。父の着任に伴い10歳で灯台のある孤島に移り住んだバーディの日記です。■どんな天候の日にも 一晩中ランプを灯し続けるのは大変なお仕事だったんだなぁ。だからこその栄誉ある任務。■陸に近い浅い海の危険を 初めてリアルに感じました。絵本だけど物語も文量もしっかりしてるから、小学校中〜高学年くらいから読めるかな。■この本は、19世紀〜20世紀初頭に実在した幾人かの女性灯台守の逸話に基づいて書かれたそうです。(1997年)(→続2019/07/16
小夜風
26
【図書館】灯台って無人だとばかり思っていたので、灯台守という仕事があったことを初めて知りました。灯台がある場所を考えれば判るように、とても厳しく辛そうな仕事です。バーディが嵐の中を灯台に向かうところの絵は本当に迫力で凄く怖かったです。誇り高く責任のある仕事だったのですね。2015/05/27
Cinejazz
11
〝1855年1月15日:私の名前はバーサ・ホランド。皆からは、バーディと呼ばれている。私は10年前の今日、海辺のこの家で生まれた。この素敵な日記帳は、父さんが海に出ていく前にくれた、お誕生日のプレゼント。猫のブル-ベリ-も、私と同じくらいこの日記帳が大好き。使うのは、この上に坐るときだけど・・・〟この物語は、船の航路の安全を守る灯台で生活していた女性たちの話をもとに、『だいすきな先生へ』や『リンゴのたび』の<デボラ・ホプキンソン>による〝命の灯〟が描かれた愛と絆の絵本。2024/04/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
家族で灯台のある小さな島に移り込んだ11歳のバーディの1年間の日記。どんな時も灯火を絶やしてはいけない仕事の過酷さと木1本生えない島の暮らしを描いている。2018/10/27
まーたろ
3
サブタイトルの通り、バーディが守ったものは灯台の明かりだけでなく、未来や家族の愛や、そんな大事なものたち。絵本の体裁ですがバーディと同じ年頃からでないと読めないかもしれません。2010/01/29
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