角川ソフィア文庫<br> マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて

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角川ソフィア文庫
マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004231
  • NDC分類 616.7
  • Cコード C0161

出版社内容情報

日本のマメ文化もすごいが、世界のマメ文化もすごい!醤油や味噌、豆腐に納豆、油揚げ、湯葉。これほど豆を使った料理のバリエーションを持つのは日本ぐらいだろうと思いがちだが、世界の豆の種類と豆食文化も負けていない! ヒヨコマメ・キマメ、果肉が冷たく甘いアイスクリームビーン。豆腐麺、茶で煮しめ風干しする豆腐干、臭豆腐や腐乳など、食生活を支えてきた多彩な豆食文化を求めて、中国・インド・東南アジア・南米などを探査。人間の知恵と知られざる豆のパワーに迫る。

第一章 豆と人間
 1 日本人にとっての豆のイメージ  
 2 豆とはどんな植物か  
 3 農業で豆を育てることの意味  
 4 豆利用への人類のたたかい  
 5 日本の豆食文化と世界の豆食文化  
第二章 ダイズは東アジアの食文化の横綱
 1 豆類の統計にダイズがない!  
 2 食べにくいダイズを食べる工夫  
 3 枝豆、ダダチャマメ、香り豆  
 4 豆腐の世界  
 5 世界に普及した醤油  
 6 世界の納豆文化  
 7 油の原料としてのダイズとラッカセイ  
第三章 豆の王国インドとその周辺
 1 畑で見る豆の役割  
 2 どんな豆を食べているのか  
 3 インド風豆の食べ方  
 4 ヒヨコマメ  
 5 キマメ  
 6 リョクトウとマッペ  
 7 レンズマメ(ヒラマメ)  
 8 その他の豆1 ホースグラム  
 9 その他の豆2 ラチルスピー  
 10 その他の豆3 モスビーン  
第四章 新大陸からの贈り物
 1 果物として食べるパカエ(アイスクリームビーン)  
 2 年に二回収穫できる豆の木・バーソール  
 3 ポップする豆・ヌーニャス  
 4 二一世紀の希望の星タルウィー  
 5 日本でも出回ってほしいリママメ  
 6 ササゲを超えたインゲンマメ  
 7 イモを作るハナマメ  
 8 ラッカセイとアフリカのバンバラマメ  
 9 アボリジニが親しんできたオーストラリアの豆  
第五章 野菜と果物としての豆たち
 1 イモを作る豆  
 2 莢豆、青豆、モヤシ、葉、花  
 3 果肉を食べる豆  
終 章 豆と人間の未来


吉田 よし子[ヨシダ ヨシコ]
著・文・その他

内容説明

醤油や味噌、豆腐に納豆、油揚、湯葉。これほど豆を使った料理のバリエーションを持つのは日本ぐらいだろうと思いがちだが、世界の豆の種類と豆食文化も負けていない!ヒヨコマメ・キマメ・果肉が冷たく甘いアイスクリームビーン。豆腐麺、茶で煮しめ風干しした豆腐干、臭豆腐や腐乳など、食生活を支えてきた多彩な豆食文化を求めて、中国・インド・東南アジア・中南米などを探査。人間の知恵と知られざる豆のパワーに迫る。

目次

はじめに 世界の豆と出会って
第1章 豆と人間
第2章 ダイズは東アジアの食文化の横綱
第3章 豆の王国インドとその周辺
第4章 新大陸からの贈り物
第5章 野菜と果物としての豆たち
終章 豆と人間の未来

著者等紹介

吉田よし子[ヨシダヨシコ]
1932年、東京都生まれ。東京大学農学部農芸化学科を卒業。66年から84年までフィリピンに住み、熱帯の食用植物の調査に従事。2001年、大同生命地域研究特別賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イワトコナマズ

9
著者が世界各地で食べた様々な豆についての記録や感想がまとめられています。印象的だったのはマメでなく芋や花を食べるハナマメです。一回食べてみたいです。この本は統計データではなく、体験をもとにしているので感覚的に読めて楽しいです。 2020/07/15

おりがみ

5
とら豆、うずら豆、大豆、金時豆…私はよく煮豆にして食べていますが、海外には驚くべきバリエーションの豆、豆料理が存在しているようです。本来毒性の強い植物をどうやって生活に取り込むか世界各地での工夫に敬服します。リママメ、タルウィー、アイスクリームビーンなど本書で初めて知った豆も数多くあり、豆とは?の入門書、ネタ本としてとても楽しく読むことができました。次は近くのインド料理店でダールを注文してみたいと思います。2019/01/27

niz001

4
日本ではどうしても大豆のバリエーションが多いので、他の豆も食べてみたい。特にアイスクリームビーンとかハナマメの芋と花とか豆以外の部分を食べるもんを。豆腐干はまったく知らんかった。『臭干毛豆』って字面がイヤw。2018/12/12

RYU

1
元農林水産省技官による世界の豆食文化紹介。中国・インド・東南アジア・中南米を巡る。豆は、他の作物が育ちやすくし、穀物に不足している必須アミノ酸を持つ。一方、堅い皮に覆われていたり有害成分が含まれていたりする。人類はこれを煮る・発酵するといった方法で克服してきた。世界には多種多様な豆・食べ方がある。大豆はアジアでよく食べられ、気候や土地毎に食べ方・加工法が異なる。例えばタイ(トゥアナオ)・ミャンマー(ペポ)・ラオス(トゥアシ)・ネパール(キネマ)等にも納豆がある等。2019/09/22

morelemon

0
日本では納豆や味噌などがあるので豆文化は多様だと思っていましたが、世界を見てみると多種多様な豆や豆食文化があるということが驚きでした。興味深いものが多く、食べてみたいと思いましたね。ただ、臭いが強いものは遠慮したいでうがw2019/02/20

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